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Journalism 2021年4月号
(2021/04/09)2021年4月号の内容(目次) [特集]中立・公平・公正 メディアは「中立・客観」を離れ、 開かれた「公正」報道を目指せ 〜「多事争論」再び〜 外岡秀俊(ジャーナリスト) ニヤニヤと書くかニコニコと書くか あなたは無意識に選択している 森 達也(映画監督、作家) 放送の「政治的公平性」という呪縛 政府の誤った法解釈を争う決意を 川端和治(弁護士) 多様化する立場、揺れる中立 「振り子」戻す作業の持続を 日比嘉高(名古屋大学大学院教授) メディアの分極化と米国の分断 公平原則の撤廃は何をもたらしたか 山脇岳志(スマートニュース メディア研究所研究主幹) アカウンタビリティー不在の政治とジャーナリズム 「公平・中立」「客観報道」の通俗論化 石川 旺(上智大学名誉教授) 幻想のジャーナリズム 「中立」「不偏不党」の名の下での戦争報道 有山輝雄(メディア史研究者) 「反権力」を貫く英メディア 信頼支える事実追究と自律 小林恭子(在英ジャーナリスト) 米大統領のアカウント凍結から プラットフォームのあり方を探る 水谷瑛嗣郎(関西大学准教授) 「公正」主張するために オーディエンスとの信頼を結び直す 田中 瑛(東京大学大学院博士課程) ********************* 《データジャーナリズム1》 始まりは1800年代にあり 現在の世界的潮流は? 矢崎裕一(データ・ビジュアライゼーション実務家兼研究者) 《特ダネの記憶》高知県庁「闇融資」事件 載せていいのか、悩みに悩んだ高知新聞 武器は紙面、エネルギーは読者の応援 記者の本能で「一人旅」 依光隆明(朝日新聞諏訪支局長) ■メディア・リポート 新聞 大震災10年 脱原発論の風化 思考停止に陥っていないか 藤森 研(日本ジャーナリスト会議代表委員) 放送 ミャンマー市民の声を誰が伝えるのか 人道危機、真正面から報道を 堀 潤(NPO法人 8bitNews 代表) 出版 紙でも電子でもコミックが牽引 昨年の出版市場の拡大理由 星野 渉(文化通信社専務取締役) ネット 5G・AR時代のコラボ開発環境 「クロケー」が示す新世界の胎動 高木利弘(クリエイシオン代表取締役) ■海外メディア報告 「アラブの春」10年 分裂する中東 民主化を求める声、今も根強く 川上泰徳(中東ジャーナリスト) 【写真】 今月の1点