最新刊
Journalism 2018年4月号
(2018/04/13)[特集]「平成」という風景 戦争に対する反省と人々との近さ メディアと作り上げた平成流天皇 河西秀哉(神戸女学院大学准教授) 平成期のインターネット 市民ジャーナリズムの夢と失墜 濱野智史(批評家) テレビメディアの平成とは フジテレビの栄光と衰退 吉野嘉高(筑紫女学園大学教授) 「性」が彩った90年代という時代 通信の発達が女性たちを変えた 森 健(ジャーナリスト) 「長い平和」の先に待つものは? 江戸の歴史から平成が見える 徳川家広(政治・経済評論家、徳川記念財団理事) 残存し続ける「私刑」体質 日本社会はオウムの総括に失敗 大田俊寛(宗教学者、埼玉大学非常勤講師) 「8050問題」という危機 家族の「標準」崩れた平成 清川卓史(朝日新聞編集委員) 誰でも発信、双方向性、ツイッターは銃 平成を漂流してきた僕の「メディア論」 亀松太郎(ジャーナリスト) ********************* 〈対談〉政治とことばとマーケティング 潜在する欲望を喚起、イメージを惹起 「ことば」分析から浮かぶ政治の実態 松井 剛(一橋大学教授) 西田亮介(東京工業大学准教授) 【アスベスト訴訟とドキュメンタリー考】 8年間追った生活者の闘争 「ヒーロー」不在の苦悩と挑戦 原 一男(映画監督) 【9条と「自衛戦争」「戦力」をどう問うか】 安倍改正案では本質議論できず 市民団体が模擬投票でアピール 石川智也(朝日新聞特別報道部記者) 〈連載〉記者講座 新聞の文章を考える(上)コラム体験から 言葉をしなやかに使い読み手に伝える 記事に浸透力を持たせる表現の工夫を 福島申二(朝日新聞編集委員) ■メディア・リポート 新聞 韓国で見た、ジャーナリスト教育 実践的な授業内容、学生に目的意識 藤森 研(専修大学文学部教授) 放送 平昌パラリンピック報道の現実 東京2020でさらに発信を 堀 潤(NPO法人8bitnews代表) 出版 中国で急拡大する絵本市場 日本の現地法人が営業力で開拓 星野 渉(文化通信社常務取締役編集長、NPO法人本の学校理事長) ネット 商用ブラウザーのルーツ登場から25年 「バラ色の未来社会」の現実 高木利弘(株式会社クリエイシオン代表取締役、マルチメディア・プロデューサー) ■海外メディア報告 米国のエルサレムの首都認定 報道に見る政治の駆け引き 川上泰徳(中東ジャーナリスト) 【写真】 今月の1点