コミッカ
物忘れ、認知症を防ぐ!点つなぎパズル

物忘れ、認知症を防ぐ!点つなぎパズル

(1)
マキノ出版
2021/12/22
この作品の新刊予報
2021年12月22日に完結したようです
最新刊は2021年12月22日に発売されました
他の作品を検索

最新刊

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「点つなぎ」の本も、 早くもシリーズ4冊目となりました。 私はもともと、点つなぎは 「遂行機能」の衰えをチェックしたり、 衰えた遂行機能のリハビリに 役立つのではないかと考えていました。 遂行機能とは、簡単にいうと 「二つ以上のことを同時に行う」 脳の機能、能力のことです。  人間の脳は、他の動物に比べても とても大きい特徴があります。 特に前頭葉という部位が非常に発達しています。 だからこそ、人間は複雑な 思考や動作が可能になります。 二つ以上のことを同時に行う遂行機能は、 前頭葉の働きと大きくかかわっています。 この遂行機能を確認する方法に 「トレース(trace)」というものがあります。 トレースには「追跡する」という意味があり、 このトレースを用いて、 脳が物事を順序立てて判断できるか、 同時進行でこなせるか といったことを確認します。 点つなぎも、トレースの一つです。 ですから、脳、特に前頭葉への 刺激をふやし、衰えた遂行機能の リハビリになるのです。 ところが、点つなぎの本が発行されてから、 思いがけないことがわかってきました。 前頭葉の機能が正常な人ほど、 点つなぎをおもしろく感じるようなのです。 さらに、本のなかには 出てきた絵や文字をもとにして次の問題を解く、 二段階式のような複雑な問題もあります。 ただ点をつなぐだけでなく、 このように問題が複雑になればなるほど やりがいを感じるという声もありました。 こうなると、点つなぎはもはや 「衰えをチェックする」といったテストではなく、 立派な脳機能のトレーニングになります。   脳の機能や能力は、 けっこう簡単に上がり下がりします。 刺激が少なくて衰える半面、 刺激をたくさん入れてあげれば、 機能低下を防いだり、働きをよくしたり することも期待できます。 点つなぎを楽しんで行えば、前頭葉に より大きな刺激を与えることができるでしょう。 ーー本文より抜粋 (熊谷頼佳:京浜病院院長による解説)

この著者の作品
20

マキノ出版の作品
12

注目の新刊予報
4

帝乃三姉妹は案外、チョロい。

(ひらかわあや / 小学館)
次巻の発売日:10月4日 ~ 11月4日

チェンソーマン

(藤本タツキ / 集英社)
チェンソーマン 21(2025年07月04日)
次巻の発売日:11月4日 ~ 2027年2月4日

きのう何食べた?

(よしながふみ / 講談社)
きのう何食べた?(24)(2025年06月23日)
次巻の発売日:2026年3月23日 ~ 2026年5月23日

人気の作品
8