最新刊
組織は変われるか ー 経営トップから始まる「組織開発」
(2017/12/13)●著者:加藤雅則 組織コンサルタント。1964年生まれ。名古屋市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営学修士(MBA)。 日本興業銀行、環境教育NPO、金融庁検査官、事業投資育成会社を経て、米国2大コーチ養成機関であるCTI日本支部の設立に参加。日本におけるコーアクティブ・コーチングの普及に取り組んだ。現在はアクション・デザイン代表。著書に『自分を立てなおす対話』(日本経済新聞出版社)、『「自分ごと」だと人は育つ』(共著、日本経済新聞出版社)など。 2001年よりコーチング、ファシリテーション、コンサルテーション、ナラティブ・アプローチなどに基づく独自の対話手法を実践。これまで支援してきた企業は東証一部上場企業を中心に、中堅企業、オーナー企業、外資系企業など多岐にわたる。 ●目次 第1章 事務局はまず何をすべきか [組織コンサルタントとの対話] (1) タイミングを見極めるーー3つの好機 (2) 変われない要因を探るーー研修と現場は別の世界 (3) 問題を捉えなおすーー適応課題と技術的問題 (4) 最初に会いに行く人を決めるーー原則1 経営トップから始める (5) 日本企業の特性を踏まえるーー原則2 各層のコンセンサス (6) 本気度を高めるーー原則3 当事者主体 第2章 経営トップはどうすれば本気になるか [社長との対話] (1) 5つのステップで対話するーートップが想いを語り出す (2) 内面の循環を意識するーー本音→ 本心→ 本気 (3) ステップ1 現状の認識をすりあわせる (4) ステップ2 リスクシナリオを提示する (5) ステップ3 組織課題の本質を見極める (6) ステップ4 組織開発のプロジェクトを提案する (7) ステップ5 トップの想いを引き出す (8) トップの想いを社内に発信する 第3章 変革の機運はどうやってつくるか [役員との対話] (1) 役員一人ひとりの考えを探るーー事前インタビュー (2) 役員合宿の目的を明確にするーーいつもの合宿との違い (3) 役員合宿をプランニングするーー事務局の役割と進行案 (4) 本音の対話を引き出すーーモデルケースの紹介 (5) 対話の影響を把握するーー変革と抵抗のシグナル 第4章 現場のアクションにいかにつなげるか [部長との対話] (1) 部長の現実と葛藤を理解するーー彼らの優先順位 (2) 部長支援ワークショップを設計するーー気づきと自覚を促す対話 (3) 現場の変化を支援するーー部下と語り合う「智慧の車座」 (4) 変革事例をヨコ展開するーー事務局の本領発揮 第5章 組織開発はどうすれば自走するか [自分との対話] (1) 組織を刺激しつづけるーー人間は弱い生き物 (2) 感情をマネジメントするーー相反するものを取り入れる (3) 組織開発部を立ち上げるーー両利きの人材へ
この著者の作品2
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