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日本のやきもの探訪 窯場の味わいと見分け方・愉しみ方を知る

日本のやきもの探訪 窯場の味わいと見分け方・愉しみ方を知る

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メイツ出版
2024/07/05
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 **★  「うつわ」の魅力を引き立たせる多様な背景を   徹底解説。 ★ 全国の窯場・産地の見どころや作品の特徴、   土や釉薬の性質など ◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇** 日本各地の「やきもの」には、それぞれ個性がある。 その個性を形づくるのは、 それが生まれる土地の風土であり、 やきものが持っている歴史である。 平安時代末から鎌倉、室町という中世は、 やきもの生産が盛んな時代だった。 壺、甕、鉢を焼いた中世の窯跡は、 日本各地に80カ所以上も確認されている。 桃山、江戸時代初期には、茶の湯の流行を背景に、 釉を掛け、文様を描いた陶器が続々誕生。 それらは茶道具だけでなく食器へと展開し、 やきものの活躍は生活道具から、 もてなしの場へと広がった。 さらに江戸後期には、陶磁器の普及によって 各地でやきもの生産が盛り上がる。 藩の主導で製作する高級品、 暮らしに寄り添う日用の器など多種多様。 そうした、それぞれ異なる歴史が各地の やきものの背景にある。 中世の焼締陶・備前焼、桃山の茶陶・美濃焼、 江戸の民窯・益子焼。 新しいものが生まれれば古いものが消えていく、 とは限らないところが面白い。 それが日本のやきものの多様性へとつながっている。 多くの窯が長い歴史のなかで消えていった。 生産力や流通で競争があったり、 生活様式の変化でやきものが使われなくなったり。 ところが、それらを乗り越え存続する窯、 さらには復活する窯がある。 技術は途絶えるし、原料の土もその土地のものを 使い続けるとは限らない。 それでもなお、やきものづくりの記憶のある場所で、 やきものがつくられ続ける。 思えば不思議なことである。 その土地へ行って、景色を眺め、風を感じ、食べて、 話して、暮らす人々の思いに触れて。 そうして、初めてわかるかもしれない。 謎は解けるのか深まるのか。 でもそこには、きっと新しい発見がある。 さあ出かけよう、やきものの旅! **陶磁研究家 森 由美 ◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇ ☆ 巻頭特集 やきものの町を訪ねる** * 丹波焼 〈兵庫県丹波篠山市〉 * つくり手に会いに丹波焼の里へ * 見て食べて触れて、やきものの町を歩く ・・・など ☆ 第1章 やきものの基礎知識 * やきものができるまで * 磁器・陶器・焼締の違い * 成形方法 * 装飾技法 * 釉薬の種類 ・・・など ☆ 第2章 全国の窯場でやきものを楽しむ * 会津本郷焼 〈福島県大沼郡会津美里町〉 * 益子焼 〈栃木県芳賀郡益子町〉 * 越前焼 〈福井県丹生郡越前町〉 * 瀬戸焼 〈愛知県瀬戸市〉 * 伊賀焼 〈三重県伊賀市〉 * 京焼 〈京都府京都市〉 * 萩焼 〈山口県萩市、長門市〉 * 小石原焼 〈福岡県朝倉郡東峰村〉 * 唐津焼 〈佐賀県唐津市〉 * 壺屋焼 〈沖縄県那覇市、中頭郡読谷村ほか〉 ・・・など ☆ 第3章 ほかにもあるやきものの里 * こぶ志焼 〈北海道岩見沢市〉 * 台焼 〈岩手県花巻市〉 * 新庄東山焼 〈山形県新庄市〉 * 小砂焼 〈栃木県那須郡那珂川町〉 * 越中瀬戸焼 〈富山県中新川郡立山町〉 * 松代焼 〈長野県長野市〉 * 朝日焼 〈京都府宇治市〉 * 牛ノ戸焼 〈鳥取県鳥取市〉 * 出雲焼 〈島根県松江市〉 * 大谷焼 〈徳島県鳴門市〉 * 尾戸焼 〈高知県高知市〉 * 白石焼 〈佐賀県三養基郡みやき町〉 * 三川内焼 〈長崎県佐世保市三川内町ほか〉 * 小代焼 〈熊本県荒尾市、玉名郡南関町ほか〉 ・・・など

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