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デジタル時代の知財経営戦略
(2023/02/14)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 製品やサービスのデジタル化は、業種の垣根を越えて互いに価値を持ち寄る新しい産業構造を生み出し、 経営における知的財産・無形資産の重要性が増しています。特許や技術ノウハウを戦略的に開示する オープン&クローズ戦略、高度な分析を可能にするIPランドスケープなど、 知財を活用したさまざまな経営戦略を解説します。知財経営の先進事例も収録。 目次 ■巻頭対談 「経営戦略に知財を活かすにはトップの意識改革が重要」 古河電気工業 代表取締役社長 小林敬一氏×日本経済新聞社 編集委員 渋谷高弘氏 ■Part1 デジタル時代の知財戦略 デジタル化の進展、 産業構造の変化は知的財産をどう変えるか? 海外と日本、知財戦略の違い 特許数重視vsオープン&クローズ戦略 大学・スタートアップの知財エコシステム強化で研究成果のスピーディな社会実装を コーポレートガバナンス・コード改訂が企業・投資家・金融機関に変化・改革を促す ■Part2 知財とは何か 知的財産権とは何か 保護の対象と主な要件 知的財産を守るための権利を取得する手続き 知的財産権を登録する前に 特許権等の調べ方と相談窓口 デジタル時代の知財・無形資産 広がる範囲とその活用に向けて ■Part3 IPランドスケープ IPランドスケープとは? ビジネスの成長・拡大に必要な手法 IPランドスケープが解決できる経営課題は主に5つある 知財戦略を練るための「経営デザインシート」 IPランドスケープを実現するには知財部門を活かす組織づくりが重要 IPランドスケープで分析する知財情報戦略の8つのポイント グローバル企業の5つの事例にみるIPランドスケープの分析 ■Specialist Interview 「知財と経営の距離を縮め日本企業の躍進に貢献する」 日本知的財産協会 専務理事 上野剛史氏 ■Part4 M&A・アライアンス・資金調達の知財戦略 M&Aの目的は市場拡大から知財の獲得へ 知財獲得を目的にしたM&A・アライアンスの流れ 知財デューデリジェンスで重視すべき6つのポイント 知財を活用した資金調達には情報の開示と十分な説明が不可欠 知財が企業のかたちを変え持続的な成長を支える ■Column 「知財経営」の実行には……社内の知財専門人材の育成がカギ ■Part5 知財戦略の先進事例 東京大学 ナブテスコ グリー