最新刊
公共図書館の冒険ーー未来につながるヒストリー
(2018/06/22)今とは違う、別の公共図書館がありえたのではないか、それが本書を生み出す母体となった研究会メンバーの共通の思いだった。近代公共図書館が欧米で成立してからまだ200年もたっていない。我が国においてある程度普及してきたのは100年程度の話だ。一般の人々や図書館関係者の間で公共図書館像の揺らぎがあっても何の不思議もない。近年の指定管理者問題や無料貸本屋論争を見ていると、そもそも公共図書館という制度は日本に根づいているのだろうか、という疑問もわいてくる。その一方で、書店や出版をテーマとする本と並んで、図書館に関する本が次々と出版されている。そこにはさまざまな背景を持つ人々の図書館に対する期待や不満、理想が込められているのだろう。残念ながらそれに対して、図書館界から、これからの新しい公共図書館像が提示されているようには思えないのである。そして、私たちが、その解決のヒントを得ようとしたのが、我が国の公共図書館史をもう一度見直してみることだった。そこに別の可能性、別の見方があったのではないだろうか。(「まえがき」より)〈歴史から見直す〉〈図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか〉〈本が書架に並ぶまで〉〈図書館界と出版業界のあいだ〉〈図書館で働く人々ーーイメージ・現実・未来〉〈貸出カウンターの内と外ーーオルタナティブな時空間〉〈何をしたかったのか、何ができるのか〉の全7章。
この著者の作品1
みすず書房の作品12
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大適応の始めかたーー気候危機のもうひとつの争点
残された時間ーー脳外科医マーシュ、がんと生きる
むずかしい女性が変えてきたーーあたらしいフェミニズム史
ワクチンの噂ーーどう広まり、なぜいつまでも消えないのか
なぜならそれは言葉にできるからーー証言することと正義について
給料はあなたの価値なのかーー賃金と経済にまつわる神話を解く
もうダメかもーー死ぬ確率の統計学
サードプレイスーーコミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」
水の音楽ーーオンディーヌとメリザンド
心的外傷と回復 増補新版
傍観者からの手紙ーーFROM LONDON 2003-2005