最新刊
ドゥルーズとマルクスーー近傍のコミュニズム
(2019/03/04)「『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』はマルクスに、マルクス主義に完璧に貫かれた作品です。現在、私は自分のことを完全にマルクス主義者だと考えています」(ジル・ドゥルーズ)「〈もし資本と労働が出会ったのであれば〉という条件法のカタパルトなくして産業資本主義は現実に成立しなかった。両者の結合は必然ではないし、因果関係にもない。だとすれば〈もし資本と労働が出会わなかったのであれば〉をカタパルトとして描きだされる軌道を〈私たち〉には構想することができるし、その構想を実現することもできるのではないか。資本主義が私たちの脳に投影する私有制ユートピアとは異なる世界、封建制による拘束からの逃走が資本主義による労働力商品の捕獲と順接せず、ねじれて遠ざかりつづけていく世界を描出できるのではないか」資本主義を歴史化し、物語を終わらせること。ドゥルーズ哲学と「歴史家」マルクスとの遭遇から垣間見るコミュニズムという近傍ゾーン。
この著者の作品1
1
みすず書房の作品12
12
注目の新刊予報4
4
チェンソーマン
(藤本タツキ / 集英社)チェンソーマン 21(2025年07月04日)
次巻の発売日:11月4日 ~ 2027年2月4日
悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
(白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依 / 一迅社)悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜(6)【イラスト特典付】(2025年06月25日)
次巻の発売日:2026年3月25日ごろ
きのう何食べた?
(よしながふみ / 講談社)きのう何食べた?(24)(2025年06月23日)
次巻の発売日:2026年3月23日 ~ 2026年5月23日
月曜日のたわわ
(比村奇石 / 講談社)月曜日のたわわ(13)(2025年06月30日)
次巻の発売日:10月30日 ~ 11月30日
人気の作品8
8