最新刊
夢を仕事にする。ースポーツトレーナーとして、トップアスリートに選ばれる「たったひとつの理由」ー
(2024/09/12)【こう思っている人は必読!】 ■トップアスリートともに仕事をしたい ■人の心と体、共に幸せにしたい ■自分の夢を一生の仕事にしたい ■「コミュニケーションへの苦手意識」を克服したい ■スポーツトレーナーとしてトップ選手をサポートしたい 【著者から読者へのメッセージ】 みなさん、こんにちは。学校法人近畿医療学園理事長の小林英健と申します。このたびは本書を手に取っていただき、誠にありがとうございます。 さて、当学園が運営する近畿医療専門学校は、国家資格である柔道整復師、はり師、きゅう師、そしてそれら資格を生かしたスポーツトレーナー等を養成する専門の教育機関です。同様のカリキュラムを組む専門学校や短期大学、大学は全国に何百校とありますが、その中で「近畿医療専門学校だけが、当校だけが唯一である」と誇れることがあります。それは、『トップアスリート、プロスポーツ選手が続々と近畿医療専門学校へ通っている』という事実です。 もちろん全員が当校の学生ということではありません。また、講師として招聘しているというわけでもありません。では、その理由は何でしょうか。それは、私と会うために遠路はるばる足を運んでくださっているのです。 トップアスリートやプロスポーツ選手が忙しい日々を送っていることは理解しており、許されるならば私が駆けつけたいところです。しかしながら、理事長という役職で頻繁に大阪を離れることができないため、お越しいただいています。 私は理事長という仕事のかたわら、身体に不調がある患者様の話を聞き、施術を行う現役の柔道整復師・鍼灸(しんきゅう)師でもあるのです。自ら開業した整骨院は、今年(執筆時点)で満38年を迎えます。 おかげさまで、現在は全国45ヶ所に整骨院を開き、何万人もの患者様を施術しながら、わずかばかりですが皆様のお役に立てるよう取り組んでいる次第です。 また私は、スポーツトレーナーとしても、2016年開催のリオデジャネイロオリンピック以来、日本代表チームとかかわってきました。そうした関係性から、現在でも多数のスポーツ選手・アスリートが、身体の痛みや不調に関するアドバイスを求めて、私のもとを訪れてくださっているのです。 あるオリンピック選手の話です。いつも通りトレーニングをしていて、私と何気なく会話をしていたときに、ふと「身体の左右のバランスが悪いのではないか」と直感するような仕草があり、私はなんとなく気になってしまいました。 「もしかしたら、今後は痛みが出てくるかもしれない。その時はいつでも連絡して」と伝えてその日は別れたのですが、数ヶ月後には予想通り、私のもとへ連絡が入ったのです。それから数日後、私が骨格のバランスを見ながら調整をしたところ、すぐに改善が見られました。 その後も定期的に会っていますが、とくに痛みや不調もないようで、現在も世界を舞台に大きな活躍を見せてくれています。 もう一つ、これはある球団のプロ野球選手の話です。この選手は、試合を終えると数日間は疲れが残り、ときには違和感があって悩んでいました。症状がひどくなってしまわないようにと、この選手は何十もの整骨院や整形外科を回ったそうですが、一時的に改善しても、数時間後には治まっていた症状がまた現れるという繰り返しでした。それから数ヶ月ほどして私と出会い、近畿医療専門学校を訪れてくれました。話を聞いた上で診てみると、どうやら炎症があるような動かし方をしており、しばらくは私が経営する株式会社KMCの整骨院へ通っていただくことにしたのです。すると、少しずつ肩の違和感がなくなっていき、試合にも集中できるようになっていったようです。 このように、近畿医療専門学校は、私をはじめとして現場で経験を重ねてきた柔道整復師や鍼灸師が、講義や実習を担当し、学生へ丁寧に教えている点が最大の強みです。ただテキストを開いて知識を覚え、講義や実習を受けたとしても、現場での実例やノウハウといったものも同ときに教わっていなければ、患者様を救うことなどできないのです。 さらに、近畿医療専門学校では、私が柔道整復師として患者様を診てきた中で確立させた「小林式矯正セミナー」を受講することもできます。このセミナーは、現役の柔道整復師、スポーツトレーナーが受講する内容と同じであり、卒業後はより早く、患者様へ役立てることができるかもしれません。 もちろん、他校でも力を入れている「国家試験合格率」「就職率」についても具体的に取り組み、『すべてにおいて日本一』を目指しています。 本書は、当校への入学を検討される方とそのご家族、柔道整復師や鍼灸師、スポーツトレーナーを目指す方によ