最新刊
新幹線各駅停車 こだま酒場紀行
(2017/12/01)東京から博多まで、35の駅に各駅停車する新幹線「こだま号」。その各駅で下車をして、酒場を探してみたらどうだろう。きっとその土地ごとの名物を出す居酒屋や、常連客に愛されてきたバーがあるはず。そんな軽い気持ち(?)で東京駅から始まった東海道・山陽新幹線グリーン車搭載の月刊誌「ひととき」(一部市販)の人気連載が、3年あまりをかけてようやく博多駅まで行き着き、新原稿も追加して、待望の書籍化。 巡った酒場は十店十色なれど、旬の肴を心を込めて提供し、常連客に愛される店ばかり。おいしい料理や銘酒の数々を目当てに旅した酔狂な記録を、ほろ酔いエッセイとおいしそうなイラストの数々でお楽しみください。 不届きものの前口上 こだま号で酒場紀行 ●東京〜静岡 ふくべ〔東京駅〕/三平 中華酒場〔品川駅〕/割烹 万田作造〔新横浜駅〕ほか ●愛知〜滋賀 福島屋〔豊橋駅〕/北京本店〔三河安城駅〕/大甚本店〔名古屋駅〕ほか ●京都〜兵庫 祇園サンボア〔京都駅〕/初かすみ酒房 梅田店〔新大阪駅〕/堂島サンボア〔新大阪駅〕ほか ●岡山〜広島 割烹 一文〔岡山駅〕/しんくらしき 二海〔新倉敷駅〕/リストランテ真田〔福山駅〕ほか ●山口〜福岡 割烹 福源〔新岩国駅〕/焼肉 まんぷく苑〔徳山駅〕/入道〔新山口駅〕ほか コラム 知らない駅で下車を 酒場選びは第六感頼みで 新幹線乾杯族は友人と思うべし 初めての店では照れはご無用 ぶらりと寄った店で新情報を仕入れる もっと! こだま酒場紀行 京都、肉三昧の夜 名古屋発、島飲み紀行 旅の終わりの少し寂しき 大竹 聡(おおたけ・さとし) 1963年、東京都生まれ。作家、編集者。2002年にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊し、呑兵衛たちの心を鷲掴みに。著書に『ぶらり昼酒・散歩酒』(光文社文庫)、『五〇年酒場へ行こう』(新潮社)、新刊『多摩川飲み下り』(ちくま文庫)。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『新幹線各駅停車 こだま酒場紀行』(2017年11月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。