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なぜあの人と分かり合えないのか 分断を乗り越える公共哲学
(2024/02/14)「世の中がギスギスしている」「心に余裕のない人が多い」。学校や職場など社会の至る所から、そんな声が聞こえてくる。意見の異なる人と物別れになる。そもそも話し合いが成り立たない。ときにはお互いに譲らず、口汚い罵倒が飛び交うことさえある。それでも、人は生きるうえで他人と関わらざるをえない。どうすれば、こうした軋轢を解きほぐせるだろうかーー。 身近な経験から社会に関わる話題まで、捉えどころのない問題を整理し、解決に向かうための道筋を提示する。学歴主義、商業主義、成果主義、ルッキズム、差別といった様々な問題を抱える現代人のための実践的哲学! 他人と一緒にやっていくにはどうすればいいか、多様化する社会で、相互理解を進めるための第一歩。不機嫌な時代の処方箋! 【目次】 はじめに 序章 「いやならお金を払えばいいのに」の論理ーー断片化する公共圏 第1部 子どもの難問ーー子育て、教育、学歴社会を考える 第1章 お金のために勉強させてもよいかーー教育の脱公共化 第2章 偏差値は高ければ高いほどよいのかーー大学への無理解 第3章 大学は無料にすべきかーー学歴偏重社会と反知性主義 第2部 大人の難問ーー商業主義、イムズ、偏見を考える 第5章 成果主義は善かーー人を操ろうとする思考 第6章 強く、正しく、美しく?ーー人を追い込む社会的偏見について 第7章 犯罪者は犯罪者らしく? 第3部 根本的な問題ーー思想的背景から解決へ 第8章 そもそもリベラルとは何か 第9章 思想的な対立を乗り越えるーー公共の再生 第10章 公共圏の可能性ーー市民的連帯のもとでの取り組み 注 参考文献一覧 あとがき
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