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ピラミッド黙示録 後編
(2019/01/25)ピラミッド黙示録の後編。「希望の書」の完結編。古代山岳祭祀遺跡の研究に半生を捧げてきた著者の調査フィールドは国内にとどまらず国外へも。インドネシア、パラオ、済州島……。目の前に姿をあらわすピラミッド、巨石、磐座は各地の独自文化の象徴か、それとも共通文化のバリエーションか。点と点を繋ぎ、線から面へ、著者は豊富な経験に基づく想像力を駆使して古代人の精神世界や遺跡に込めた思いを繙いていく。著者の独自の思考は、グラハム・ハンコック氏(ベストセラー『神々の指紋』の著者)らと行った与那国島共同調査でのディスカッションでより確信に近いものへと向かう。著者の古代世界に対する興味と探究心は尽きることはない。前・後編合わせて、読む者に、前に進むための勇気を与えてくれる書になっている。 〈目次〉 プロローグ インドネシアの夜……新しい旅立ち 第一章 ゲルゲル王朝の跡を訪ねて……単純素朴な磐座との出会い 第二章 ブサキ寺院の驚きの体験……日本的風景の不思議原体験 第三章 パラオのア・ケズ(禿山)……旧日本軍の高射砲陣地か? 第四章 日本語を話す老婦人……山奥の博物館で学んだこと 第五章 済州島の石のおじさん……トルハルバン探検記 第六章 神佛の戒め=啓示……神佛の上を行くのか? 第七章 当来佛との出会い……信じ難い人間再生の道行き 第八章 高天原=山岡町で遊ぶ……高原のイワクラ・ネットワーク 第九章 G・ハンコックとの出会い……日英両国の超古代文明研究の合流 第十章 与那国島の海底遺跡……海に行って山に登る エピローグ 縄文文化論の再構築……二つの視点と方法論
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