最新刊
鬼降る森
(2016/01/22)故郷は、神と鬼の伝説が共存する里だった。 「この歓びと放心はなんだろう。胸の痛みはなんだろう。生まれ育った土地をめぐって、ケリをつけなければならないことがあった」。 宮崎県高千穂。山頭火が「分け入っても分け入っても青い山」と詠んだ、著者の生まれ故郷である。川端康成をして「山川不老」と書かしめた、山高く谷深い里だ。 「高千穂はどこにある」。そこにいるはずなのに、呆けた祖母がふともらした言葉がきかっけだった。道路が整備され、高千穂峡には巨大な橋が架けられ、国見ヶ丘には、巨大な神様の像が建っている今ではなく、「祖母が見ていた高千穂に行ってみたい」と思った著者が、故郷をめぐる。そこは、「天孫降臨」の神話と「鬼八」伝説が共存する、混沌と矛盾の里だった。大宅賞作家が、愛も憎しみも超越した感情で書き尽くした、渾身の風土記。 多くの書評に取り上げられた名著、文庫版を電子化。
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お兄ちゃんはおしまい!
(ねことうふ / 一迅社)お兄ちゃんはおしまい!(9)【イラスト特典付】(2024年09月27日)
次巻の発売日:2025年7月27日 ~ 2025年8月27日
ピンクとハバネロ
(里中実華 / 集英社)ピンクとハバネロ 10(2024年09月25日)
次巻の発売日:12月25日 ~ 2025年1月25日
物語の黒幕に転生して
(瀬川 はじめ/結城 涼/なかむら / KADOKAWA)物語の黒幕に転生して (5)(2024年09月25日)
次巻の発売日:12月25日 ~ 2025年3月25日
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