最新刊
エクソダスーー移民は世界をどう変えつつあるか
(2019/09/10)「本書は、もっとも貧しい社会、「最底辺の10億人」に関する私の研究の一環である…欧米諸国の移民政策は不用意で見過ごされがちな影響を彼らにおよぼす…[また]本書はリベラルな人々の主流見解を批判するものでもある…国をまたぐ移住が一般的になり国民的アイデンティティがなくなれば、社会は脱国家的になる。それに問題があるだろうか? 私は大きな問題があると考える…本書の中核を成すメッセージは、「移住が良いか悪か」という質問が間違っているということだ…緩やかな移住は利益をもたらし、大量移住は損失をもたらす。したがって重要なのは「どのくらいが最適か」だ…恥ずべきなのは移住制限の内容が不適切なことだ。転じて、これは真剣な議論を妨げてきたタブーを反映するものでもある。本書は、そのタブーを打ち破ろうとする試みなのだ」(本文より)〈移民自身〉〈受入国の住民〉〈送出国に残された人々〉という三つの立場にバランスよく目配りしつつ、移住のグローバルな経済的、社会的、文化的影響を分析する。
この著者の作品2
2
みすず書房の作品12
12
ジェネリックーーそれは新薬と同じなのか
未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン
公共図書館の冒険ーー未来につながるヒストリー
みんなにお金を配ったらーーベーシックインカムは世界でどう議論されているか?
ソーシャルメディア・プリズムーーSNSはなぜヒトを過激にするのか?
大学なんか行っても意味はない?ーー教育反対の経済学
復興の道なかばでーー阪神淡路大震災一年の記録
不自然な自然の恵みーー7つの天然素材をめぐる奇妙な冒険
読書アンケート 2023ーー識者が選んだ、この一年の本
競争なきアメリカーー自由市場を再起動する経済学
親切の人類史ーーヒトはいかにして利他の心を獲得したか
パレスチナ和平交渉の歴史ーー二国家解決と紛争の30年
注目の新刊予報4
4
アンデッドアンラック
(戸塚慶文 / 集英社)アンデッドアンラック 26(2025年04月04日)
次巻の発売日:6月4日 ~ 7月4日
葬送のフリーレン
(山田鐘人/アベツカサ / 小学館)葬送のフリーレン(14)(2025年03月18日)
次巻の発売日:7月18日 ~ 2026年2月18日
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王
(三条陸/芝田優作 / 集英社)ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 12(2025年04月04日)
次巻の発売日:8月4日 ~ 11月4日
人気の作品8
8