最新刊
ビジネスの基本を知っているSEは必ず成功する【第二版】
(2023/10/26)※本書は2009年に発行された書籍の電子版になります。 【SEとは、ビジネスマンである。】 日本のソフトウェア業界では、「こんなプロジェクトに属していて大丈夫か?」「もっと自分を活かしてくれる機会が必要だ」という疑問を持っている若手・中堅のSEやプログラマーがたくさんいます。本書では、こうした状況を改善するための方法を紹介します。若手SE向けのIT業界入門として好評の「ビジネスの基本を知っているSEは必ず成功する」に大幅に加筆し、組織と技術者が共に成長し、Win-Winの関係を獲得するにはどうすればよいかを提案します。 ■こんな方におすすめ ・SEになりたての人、SEとしてレベルアップしたい人、SEになりたい学生 ■目次 第一部 ビジネスの基本を知っているSEは必ず成功する ** 第1章 「能力」と「実力」の違いを心得よ** メモ用紙に期待を書き留める 期待に応える準備をする 成長するかどうかは自分次第 社会人としての常識を身につける 「自分らしさ」を見失わない作戦を立てる SWOT分析 自分自身を客観的に見る材料を準備する ソフトウェア業界の動向 BRICsの台頭 国際競争力の欠如 競争社会の掟 ぬるま湯的な姿勢を捨てる 継続は力なり 基礎的な技術力を確実に身につける ビジネスでは情報の量より質が重要 成果物には二種類ある 意思疎通のまずさが失敗を招く 能力だけでは中途半端 時間を投資する ** 第2章 価値を決めるのは「買い手」である** お客様の視点から考える お客様のニーズを満たしているか 価値を決めるのは売り手ではなく買い手 仕事の進め方が多様化 組織とのつきあい方 お客様のビジネスを理解する 給料はなぜもらえるのか 支払う側の立場から考える 自分の給料は自分で稼ぐ 本物の実力を身につけるには 一人の力には限界がある 競争に勝つ力をつける 成功への道筋を紙に書く 自信過剰で墓穴を掘るな 第二部 要求をチャンスに変える仕事術 ** 第3章 「稼げる自分」を意識せよ** 要求にどのように対応するか 要求に対する自分の位置を確認する 仕事の成立 要求が先に出るべきか とらえ方次第で状況は一変する ** 第4章 お客様の「欲求」を理解せよ** AIDMAの法則 仕事の中で経験する「購買心理」 要求を確実にとらえるには 業務システムと業務プロセス ビジネスイベントの仕組み ビジネスでは規模とスピードが重要 ビジネスの付加価値は数字 ITを素材にした表現力が問われる お客様がSEに期待すること ** 第5章 要求を「提案」せよ** 欲求と要求の違い 要求とRFP 合意形成の手順を明確にする 要求自体の抱える問題 変更される要求 過ぎ去りし日々への郷愁 変更される前に提案せよ 要求の提案がSEの価値を高める ITとビジネスの本当の関係 ビジネスプロセスの変革 要求を顧客満足に導く 費用対効果と移行の問題 受け身から提案型へ 第三部 SEに20代で身につけてほしいこと ** 第6章 新しい視点に基づく「構想力」** 2007年問題以降のIT業界 文系からITの世界へ SEは文系でも大丈夫 論理的思考力が必要 プログラミングの学習 財務会計や業務の知識を習得 将来を描いた設計図を導き出す ビジネスではフローが重要 新たな需要を創造する 日本を知るために世界を学ぶ ** 第7章 やりたい仕事の「提案力」** 確実な成功法などない IT大国インドの衝撃 キャリアパスを考える アーキテクチャとアーキテクト 自分を成長させる やりたい仕事は自分で提案する 身につけるべき基本 (1)および(2)(IT関連の知識) (3)ビジネス知識 (4)英語 (5)これから伸びる分野の理解 (6)自分の向き不向きに対する理解 健康(体力)と人との接し方 現場と結びつけて考える 最高の先輩を探す 竪穴式住居と超高層ビル プログラムを書くだけでは足りない アーキテクチャとは 第四部 人と組織のWinーWinマネジメント ** 第8章 こんなプロジェクトに属していて大丈夫か?** 自分を活かしてくれる機会 思いを実現するには あるプロジェクトの例 リスクを背負った船出 混乱の発生 混乱と熱意が錯綜する日常 後退か前進か 伸びる組織 貴重なエネルギーをどう活かすか ** 第9章 もっと自分を活かすことを工夫する** 自分の市場価値を知る グローバル思考が必要 自分の能力を高めるには 自社の期待能力・目標を表す CMMやIDEALの活用 どうしようもない組織の場合 ** 第10章 組織と共にある自分を活かす** 人の強みが組織の強み 自己の目標設定と組織目標の共有 コンピテンシーとWinーWinのシナリオ 能力の自己診断と評価 仕事や教育による能力強化 測定と評価 ** 第11章 自分と組織のコンピテンシーを高める** 体系的な仕組み People CMMの概要 人と組織が共に成長するモデル あるインドの企業の例 消えつつある参入障壁 成長を助ける仕組みを活用する ** 第12章 ひと・もの・かね・仕組みの効果的マネジメント** アイデアとシナリオが必要 ひと・もの・かね・仕組み ■著者プロフィール 前田卓雄(まえだ・たくお):匠システムアーキテクツ株式会社代表取締役。外資系コンピュータベンダのシステムエンジニア、デロイトトーマツコンサルティングを経て、独立。主にハイテク企業、大手システムインテグレータ、大手組込みソフトウェア開発ベンダにおいて、プロジェクト管理・プロセス改善・支援環境構築改善に関与。バグ削減・欠陥予防・ソフトウェア生産性向上、人材育成、要求開発・競争力向上コンサルティングに従事。