コミッカ
鴎外を考える

鴎外を考える

(1)
この作品の新刊予報
新刊の発売日は未定のようです...
最新刊は2024年05月10日に発売されました
他の作品を検索

最新刊

鴎外を考える

(2024/05/10)

ヤヌスとしての鷗外 高雅に潜む冷笑、傍観主義を標榜…。元老山県に密着し漱石と確執、幸徳事件へ執心ーー 没後百年、近代の陰影を刻む文学の深奥に迫る。 わたしは「大逆事件」ではなく幸徳事件と使う。宮武外骨がいみじくも喝破したように、それを使った瞬間に権力の術中に陥るプロパガンダ表現だからだ。言い換えではない。最初から不当に言い換えられていた。この点、鷗外は数点の事件に直接関連する作品を含め、この語を使わなかった。事件経過に沈黙を通したということもあるが、考証学者としての筋目があったとわたしは考える。(本書「まえがき」」より)

この著者の作品
2

論創社 (小説)の作品
12

注目の新刊予報
4

チェンソーマン

(藤本タツキ / 集英社)
チェンソーマン 21(2025年07月04日)
次巻の発売日:11月4日 ~ 2027年2月4日

その着せ替え人形は恋をする

(福田晋一 / スクウェア・エニックス)
次巻の発売日:7月25日

人気の作品
8