最新刊
三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか
(2020/10/25)これ1冊で作家の全体像がつかめる 戦後日本社会のスーパースター、ノーベル文学賞候補にもなっていた天才はなぜセンセーショナルな最期を迎えたのか? 従来、作品に三島の天稟を認め心酔する読者も、1960年代からの彼が見せていた右翼的行動とその劇的な自決に対しては評価を保留する傾向ーーいわば作品と作家(思想)を分離する傾向があった。しかしもうこの分離は必要ない。彼の「言葉」が「行動」を求めたのは必然だったのだ。本書は、三島自身が「これがわかれば僕の全部がわかる」とした作品論『太陽と鉄』に基づいて作家履歴を3つに分けて読み解き、天才少年が肉体右翼として自決に至るまでを必然的な1本の筋道として描く、万人向けの入門書である。 目次 序章 ロマン主義・古典主義・右翼思想ーー三島由紀夫の3つの顔 1章 万能感と裏腹の焦燥ーーなぜ言葉は「現実」に届かないのか 2章 観念化する「肉体」ーーなぜ作家はボディ・ビルに向かったか 3章 死んでみせるという拒絶ーーなぜ天皇主義から自裁に至ったか 終章 文化防衛という「文学思想」ーーなぜ思想は力を持たなかったか
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