沖縄にとって憲法改正は何を意味するのか？ 独立の可能性は？　安保・米軍基地はどうなるのか？ 地元詩人・星雅彦が沖縄の歴史と政治を語る。 「沖縄の基地は永続的な存在だとお考えですか」 「第二次大戦以後、米軍は一度も大きな戦争で勝ったことがないんですよ」 「世界最強のアメリカが、なぜ負けるんでしょうか」 「日本が憲法を改正し、もっと自衛隊を強化してアメリカに同調したとすると…」 「沖縄の軍備を縮小し、信頼関係を醸成することが第一だと思います」 「そんな思想や方針だけで事態を収拾し得るかどうかです」 《鼎談「憲法９条と沖縄」より、一部会話を抜粋》 ※この鼎談・対談集は『うらそえ文藝』より刊行されたものです。

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