最新刊
火の国の女の日記(下)
(2019/06/07)〈女性解放に根拠を与えるもののとして女性史学〉を夫婦一体化の中に樹立した、高群逸子の自叙伝。1963年69歳、病床に起筆、翌年急逝後は夫・憲三によって捕結した作品である。高群逸子は、1931年37歳、森の研究所に面会謝絶の札を懸け〈女性史学事始〉を始め、与えられた道を歩み始めるーー机上に本居宣長「古事記伝」ただ一つ。「最も良き後援者となろう」と誓う夫・憲三とただ二人で。〈1日10時間〉の読書をおのれに課し、生涯無名の一坑夫に終ることを望みつつ……。ついに古代系譜に多祖を発見、日本母系制社会を実証し、婚姻史・女性史へと結実する。いわば白熱の時代、そして終焉という、急逝する70歳までの30年余の生を語る、彼女の生きよう、全体像を最もよく伝える名著。〈上下 全2巻〉
その他の本1
1
この著者の作品4
4
講談社 (小説)の作品12
12
注目の新刊予報4
4
来世ではちゃんとします
(いつまちゃん / 集英社)来世ではちゃんとします 14(2025年06月18日)
次巻の発売日:2026年1月18日 ~ 2026年2月18日
一緒に暮らしていいですか?
(流石景 / 集英社)一緒に暮らしていいですか? 5(2025年06月18日)
次巻の発売日:2026年1月18日ごろ
ウマ娘 シンデレラグレイ
(久住太陽/杉浦理史&Pita/伊藤隼之介(原作:Cygames) / 集英社)ウマ娘 シンデレラグレイ 20(2025年06月18日)
次巻の発売日:9月18日ごろ
人気の作品8
8