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未来のプルードンーー資本主義もマルクス主義も超えて
(2020/08/14)カール・マルクスの終生のライバル、ピエール・ジョゼフ・プルードン。 マルクスはプルードンの「所有」の概念に衝撃を受け、経済学に邁進した。 プルードンはさらに変化を遂げ、アソシアシオンという画期的な考え方に到達する。 資本主義システムの限界が露呈しつつある今、社会と市民に不平等を招く「垂直的権力構造」の解体を掲げたプルードン主義を再評価する。 エゴイズムから協同する社会へーーポスト資本主義への処方箋 現実の変化を柔軟に理解しながら開いた体系を築いていく、プルードンのポスト資本主義のモデルとは? 【目次】 序論 ライバル、そして乗り越えるべき反面教師 第一章 プルードンはいつも再起するーー彼がつねに呼び出される理由 第二章 プルードンとは何者かーー独創的かつ実践的な思想家 第三章 フランス革命の欠陥ーー「所有」をめぐるプルードンの画期的論考 第四章 マルクス作品への影響ーー『経済・哲学草稿』などをめぐって 第五章 大事なのは革命ではなく経済であるーー実践的社会改革派の思想 第六章 マルクスをプルードンで再生させる道ーーアソシアシオンとコミューン、相互主義と連邦主義 補論 可能性としてのアソシアシオン
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