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とむらい屋颯太 漣のゆくえ
(2022/08/09)生きていてほしかった。 死者が残した未練や無念 生者が抱えた哀惜や苦悩を描く。 とむらいの物語、第二弾! 第一章 泣く女 材木商木島屋の若旦那が亡くなった。 葬儀のとき、颯太は昔馴染みの女に声をかけられる。 お艶が来たということは、賑やかな葬式になるーー。 第二章 穢れ 見ず知らずの男の弔いをお願いしに来たおきよ。 今朝「お前さんの父親だ」と亡骸を置いていかれたばかりだという。 第三章 冷たい手 あたしが眠っている傍で、母親が自ら命を絶った。 割り切れぬ想いを抱えながらお吉は生きるために身体を売る。 第四章 お節介長屋 終の住処として越した長屋は、 五十もの世帯がありうるさい。 ひとり静かに死にたい福助の事情とは? 第五章 たぶらかし ある処から亡骸を引き取りすぐに荼毘に付してほしいと言われる。 奇妙な依頼に違和感を覚えながらも颯太は引き受けるがーー。 第六章 漣の行方 母を死なせた侍をついに見つけた。 浮足立つおちえを颯太はたしなめる。 二人の前に当の侍が現れーー。 <とむらい屋で働く人々と仲間たち> 颯太:新鳥越町二丁目の弔いを扱う葬儀屋の店主。十一歳で葬儀屋になると決意する おちえ:母を颯太に弔ってもらって以降居座るおせっかい 勝蔵:早桶職人。はじめてつくった棺桶は妻のものだった 正平:勝蔵の弟子で同じ長屋に住む 寛次郎:筆が得意な雑用がかり 道俊:寺に属さない、渡りの坊主 巧重三郎:水死体を見るのが苦手な医者 韮崎宗十郎:北町奉行所の定町廻り同心
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