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「母と息子」の日本論

「母と息子」の日本論

(1)
亜紀書房
2020/11/13
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母は甘やかなのか、重たいのか? 成績がよいことですべてが免罪される男たち。それを支える母と息子。 その濃密な関係が日本社会の骨組みを作っている。 ーー男性にとって女性は恐るべき母でしかないとしたら、 社会の中での女性への差別もミソジニーも当然かもしれない。 西原理恵子『毎日かあさん』、のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』、古典ともいえる江藤淳『成熟と喪失』、村上春樹の小説群や、ひきこもり、教育ママ、相模原障害者殺人事件など、社会で起こる様々な事例を引きながら、母と息子の関係性をものさしとして、日本社会のいまを考える。 【目次】 まえがき 第1章 母親業はやめられないーー過酷で甘美な母というお仕事 第2章 母は捧げるーー自己犠牲という弱者の戦略 第3章 母の愛は有償であるーーイエの継承者をつくる 第4章 イギリスに「いい息子」はいない?ーージェントルマンの予備軍たち 第5章 母は稼いで世話もするーー「ダメ息子」と「しっかり娘」のお約束 第6章 恐れられる母は女性蔑視を生むーーマザコンを隠蔽するセクハラ 第7章 繭のなかから世界を眺めるーー幽閉される息子たち 第8章 豊かな世界と「ママっ子男子」の登場ーー友だち化する母と息子 第9章 「教育ママ」の現在と未来ーーマニュアルをつくる母親たち 第10章 母は見捨てるーー切断する母の論理 第11章 母の喪失と崩壊ーー「父」なき社会の底知れぬ不安 終章  母と息子が離れるとき、日本は動き始める あとがき

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