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ネジ式ザゼツキー
(2014/10/31)記憶に障害を持つ男が書いた奇妙な童話『タンジール蜜柑共和国への帰還』。そこには蜜柑の樹の上の国、ネジ式の関節を持つ妖精、人工筋肉で羽ばたく飛行機などが描かれていた。それらはいったい何を意味しているのか? 御手洗潔は男の脳内の迷宮を探り、男の過去と童話に隠された驚愕の真実に到達する! 本格ミステリー長編の野心作。 [作者のコメント] 大長編執筆の経験が、綿密な推理の論理だけで作品を構成してみたい、それだけで充分に豊饒な物語と成し得る、そういう信念を育ててくれました。こうした自らの仮説に挑戦した野心作です。ジャンル延命のヒントも、きっとそこに見つけられるはずと考えました。 [営業担当T コメント] なんとストーリーの前半は「ぼく」の一人称で、御手洗視点から語られます。これは新鮮です。御手洗が脳の研究者としても超一流であることがわかります。謎は「脳」の中にある。御手洗が挑むミステリー、つまりは島田先生が目指している本格ミステリーが新たな進化を遂げている、と感じました。
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DEAD Tube ~デッドチューブ~
(北河トウタ/山口ミコト / 秋田書店)DEAD Tube 〜デッドチューブ〜 26(2025年05月20日)
次巻の発売日:10月20日 ~ 2026年4月20日
岸辺露伴は動かない
(荒木飛呂彦 / 集英社)岸辺露伴は動かない 3(2025年05月19日)
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