「初心を忘れてはならない」 「若い頃の熱意や緊張感を大切にしよう」 「節目節目で感じたことを大切にする」…。 世阿弥の言葉をわかりやすく「超訳」した名言集が登場！ 役者でありながら、「観世座」という劇団のオーナー兼プロデューサーでもあった世阿弥の言葉は、きっと現代を生きる私たちの道しるべにもなることでしょう。 ▼世阿弥ってどんな人？ 日本の室町時代初期の大和猿楽結崎座の猿楽師。 父の観阿弥（觀阿彌陀佛）とともに猿楽を大成し、多くの書を残す。 観阿弥、世阿弥の能は観世流として現代に受け継がれている。 世阿弥の作品とされるものには、『高砂』『井筒』『実盛』など50曲近くがあり、現在も能舞台で上演されている。 また、『風姿花伝』などの芸論も史料価値だけではなく、文学的価値も高いとされている。 ▼編訳者は？ 超訳した編訳者は、1500番以上の舞台に出演し、重要無形文化財能楽保持者に選出されている森澤勇司氏。

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