かわぐちかいじ氏、嘆賞!!! 「つげ忠男さんの鋭利で肉感的な描線が描く男たち、女たち、そして今は失われた街。 これは望郷ではない。彼らは私たちが失ったものは何であるかを問いかけてくる。」 敗戦直後の東京・下町を舞台に、焼け野原の中でしぶとく生きるヤクザ、チンピラ、博徒、ヤミ商人、ケンカ屋、復員兵、共産党員、夜の女たち…。 そこには、絶望と瓦礫を乗り越えようとする日本の姿があった。 暴力を振るう祖父や義父に抵抗する力を持たなかった少年・ケンが交差する伝説のアウトローたちの生き様に影響を受け、明日にむかって逞しく歩を進める。。 伝説の劇画家・つげ忠男の自伝的長編新作、待望の第二巻！！ 描き下ろしカラーイラスト＆エッセイも特別収録！！ 第24回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 審査委員会推薦作品

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