十六歳の三浦理穂子は気づいたとき、第二次世界大戦真っ只中の沖縄にタイムスリップしていた。 制服を着ていたことで当時の女子青年隊と間違われてしまい、日本兵の杉崎伍長や市民の礼子とともに戦争に参加することになってしまう。 沖縄戦の知識があったことで連隊長の牛窪にスパイと思われたところ、同じ年の南原嗣雄に助けられる。 壮絶な戦いの中、淡い恋が芽生え結婚の約束をするふたりだったが、ひとり、またひとりと呆気なく死にゆく沖縄で、衝撃のラストが待ち受けていたーー！？

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