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巣鴨プリズン BC級戦犯者の記録 わがいのち果てる日に【電子特典付き】

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講談社
2025/07/09
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1945年にGHQが接収、1958年まで延べ4000人以上の戦犯者が収容された、巣鴨プリズン。東京裁判でA級戦犯とされた25人、絞首刑になった7人よりも圧倒的多数のBC級戦犯たちが、死と隣り合わせに過ごし、死刑宣告を受け、処刑場に向かう場所に一人の教誨師(きょうかいし)が着任した。日本人として唯一処刑に立ち会い、死刑囚との対話し、助命嘆願や戦犯死刑執行停止活動に奔走した「巣鴨の父」が、受刑者の声と生活を克明に綴った、生と死のドキュメント。1953年初版、幻の名著、復刊。 【電子特典有り】 「解説より」 A級戦犯の処刑で一区切りではない。 国家の命令で戦場に立ち、ときに上官の身代わりにまでさせられ、 忘れ去られたBC級戦犯の不条理な人生。 私たちは、どれほど思いやることができたのか。 戦後80年。真の「検証」を実現するために 本書は第一級かつ、最重要史料であると、私は信じている。ーー山折哲雄(宗教学者・評論家) 目次 序 巣鴨の教誨師となるまで 「死の喜び」よりも「生の喜び」を 処刑の立ち会い 刑場への道 拘引記ーー28時間の記録 罪業感と戦争観 最後の晩餐 死刑囚の面会 死刑囚と仏教 追補 図表・地図 学術文庫版解説  山折哲雄 【電子書籍版収録】 遺言集ーー戦犯者18人が綴った日記と、辞世のことば 「死の近きを観念した人生は、一般の人生とは何が違うのか。それは希望が皆無ということです」 死ぬ意義、後悔、死への恐怖,…巣鴨プリズンのほか香港、インドネシア、シンガポールなどで絞殺・銃殺された18人は、死を目前に何を思ったのか。極限の心情を綴った稀少な文書160ページを、電子版には特別収録。 1953年7月31日 大日本雄弁会講談社より初版刊行。2011年7月、講談社エディトリアルより改装刊行。

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