最新刊
味わい、愉しむ きほんの日本語
(2023/03/03)おもてなしの心や四季のうつろいを大切にする言葉の数々── 日本語の豊かさを再発見する ならわしやしきたり、心づかいやマナーといった行動習慣は 日本人の生活に自然と根づいています。 本書では、そうした日々の暮らしや感性のもとにある “きほんの日本語”を1冊にまとめています。 あいさつや行事、ことわざ、季節を感じる七十二候・二十四節気、 生き方の土台となる言葉の数々を、 齋藤孝先生の解説と優しいイラストで振り返ります。 日本語には、心づかいを感じるあいさつや 小さなことに気づく細やかな表現、 先人たちから受け継がれた心の支えとなる言葉があります。 日本語の豊かさを味わい、愉しみながら暮らすための、 手元に置いておきたい一冊。 ■目次 第1章 日本人の心づかい ・パート1 人づきあい おはようございます/おかげさま/ 一期一会/お裾分け・お福分け/餞別(はなむけ) ほか ・パート2 「ハレ」の日 門松・鏡餅/初詣/お彼岸/ 五節句/お食い初め/還暦 ほか ・パート3 身につけたい心がけ ごちそうさま/嫌い箸/上座・下座/敬語 ほか ・パート4 神仏と日本の暮らし 守り本尊/縁日/大安・仏滅/鬼門/縁起物 ほか 第2章 ことわざ ・人生 柳に雪折れ無し/諸行無常/六十にして耳従う ほか ・人間性 成らぬ堪忍するが堪忍/天を怨みず人を尤めず/臥薪嘗胆 ほか ・社会生活 頭剃るより心を剃れ/転がる石には苔が生えぬ/袖振り合うも多生の縁 ほか ・日常 敵の家でも口を濡らせ/秘すれば花 秘せずば花なるべからず ほか ・自然・文化 一葉落ちて天下の秋を知る/教うるは学の半ば/言葉は心の使い ほか 第3章 日本の四季 立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨 ほか 第4章 生き方 寛容/礼儀/作法/孝行/もったいない/進取の気性 ほか