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NHK G-Media 大相撲中継 令和7年 夏場所号 (サンデー毎日増刊)
(2025/05/04)夏場所号のテーマは「綱取りへ」。表紙はもちろん大の里。故郷の人々の応援を受け、りりしい立ち姿を描いています。冒頭のこの1枚も大の里です。続く特集は「大関初優勝 大の里、栄光の千秋楽」です。一度は遠のいた賜杯を優勝決定戦でつかみとった大の里の千秋楽を、賜杯、優勝旗、内閣総理大臣賞、支度部屋、大杯など10枚の写真を見開きで展開しています。必見の写真ばかりです。 大の里のインタビューは全5ページ。NHKの吉田賢アナウンサーが、師匠以来となる日本人横綱を目指して、夏場所で綱取りに挑む決意を聞いています。優勝決定戦の相手、高安関は、大関が大相撲に入門を決めたときに部屋に稽古にきてくれた人という。「お兄ちゃんみたいな存在で、お世話になりすぎている。縁を感じました」と打ち明けた。入門して2年で綱取りに挑む夏場所。「綱取りを深く考えすぎず、しっかりと頑張りたい。初日の入り方が大事。しっかり準備をして、15日間体調を管理して頑張ります」と決意を込めた。 インタビュー2本目は、記録づくめで新十両で優勝した草野です。吉田賢アナウンサーが聞きました。稽古で学んだのは、得意の右四つになれないときの対処法。尻を少し上げて走れ、前に出ろと教わったと話し、「距離が離れたら突っ張ってから右を入れろと言われて、これが結構できました」と好調の秘訣を明かした。今後は幕内に上がり三賞をとり、いずれは三役に上がりたいと夢を語った。インタビューはこのほかにも、沖縄初の三賞の、美ノ海、新入幕で敢闘賞の安青錦の計4本と充実しています。 さらに、本誌の前身であるグラフNHK別冊「テレビ観戦特集号・大相撲夏場所」が発行されたのは1975年5月。それから50年を迎えた今年、「表紙を飾った男たち」と題して特集しました。約300冊に及ぶ本誌の表紙から、選りすぐりの42冊の表紙を集めました。あなたはこのうち何人の力士をご存知でしょうか。圧巻の創刊50年特集です。 ※電子版では、付録、特別付録は掲載されておりません。