最新刊
法律から見えてくる「ホテル業界」
(2019/08/16)従来、一般的には法律に関しての知見やリテラシーは専門家領域という認識にあり聖域化する傾向にありますが、今の時代、こうしたテーマについてもマネジメントレベルにおいては一定程度の理解や知識が不可欠であると指摘できます。特に、一昔前まではサービス産業の特性とも言える"お客さまは神様です"的な理解では、到底、企業コンプライアンスを保つことは出来なくなってきています。 今回、本書が取り上げた10のテーマは、観光業界、とりわけホテル業界全体からみればほんの一部の事例にすぎませんが、まずは身近な問題からそのブレークスルーを考察したいというのが真の狙いとなります。 法律は決して難しい世界でもなく、食わず嫌いになってはいけないことだと思います。 【目次】 第1章 (1)冒頭座談会/「法律」の概念と「条例」の実態とは~観光業界における「法律」の整合性を問う!~ (2)法の秩序への疑問~「法律」「命令」「条例」の整合性とは~ 第2章 【Chapter1】働き方改革~深刻な人手不足への対応策は~ 【コラムPart1】組織が一丸となってES向上に(北村剛史) 【総合解説】江藤真理子弁護士 第3章 【Chapter2】旅館業法改正 【コラムPart2】旅館業法の問題点(寺前秀一) 【レポート1】住宅宿泊事業法施行を祝う会 【総合解説】富田裕弁護士 第4章 (1) 【Chapter3】クレーマー対策&ホテル側のミスによる損害賠償 【総合解説】中山茂弁護士・富井湧弁護士 (2) 【Chapter4】スキッパー対策と損金 【総合解説】黒住拓司税理士 第5章 【chapter5】情報漏洩問題 【総合解説】中山茂弁護士・林知宏弁護士 第6章 【Chapter6】消費税10%への引き上げと軽減税率 【総合解説】黒住拓司税理士 第7章 【Chapter7】電子決済とデジタル社会 【コラムpart4】電子決済とデジタル社会(白石孝仁) 【総合解説】米山貴志弁護士(日本国及びニューヨーク州弁護士) 第8章 【Chapter8】入管法改正と外国人採用問題 【総合解説】大嵜将史弁護士(日本国及びニューヨーク州弁護士)・白井紀充弁護士 第9章 【Chapter9】パワハラ・セクハラ問題 【コラムPart4】ホスピタリティの重要性を再認識(菅野潔) 【総合解説】大嵜将史弁護士(日本国及びニューヨーク州弁護士)・小古山和弘弁護士 第10章 【Chapter10】建築基準法改正 【コラムPart5】ホテル事業者として知っておくべき建築基準法のこと(池村友浩) 【総合解説】富田裕弁護士