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信頼の主治医 明日の医療を支える信頼のドクター 2024年版
(2024/04/25)能登半島地震で幕を開けた2024年。死者約240名、避難者数は約1万4,000名にも及び、被災者数は震災から1カ月が経過した今でも、日を追うごとに増加しています(2024年2月現在)。 特に被害が大きかった地域では水や電気、ガスといったインフラが断絶し、非常に厳しい避難生活を強いられることとなりました。また雪や厳しい冷え込みといった悪天候で、行方不明者の捜索も思うように進まないといった状況が続いています。 そんな中、医療現場も非常に困難な局面に陥っていると言わざるを得ません。被災により負傷した患者や、被災した病院から転院してきた患者、避難所で体調を崩した患者など、医療ニーズは日に日に増しています。中でも通院が必要となる透析患者や出産を間近に控えた妊婦への医療確保は喫緊の課題です。 被災地の患者を受け入れている病院でも、やはり病床はひっ迫の一途を辿っております。中には未使用だった病床を開放した上で、病床使用率が89%を示す病院もあるようです。故に医療現場では、救急患者の受け入れを断る、予定されていた手術を延期するといった一般患者への影響も見受けられるようになりました。 震災による医療機関へのダメージがどれほど日本全国に影響を及ぼすのかを痛感させられる昨今において、私たちは今一度、病院やクリニックをはじめとする医療機関の在り方を考え直すべきなのかもしれません。 本書「信頼の主治医 明日の医療を支える信頼のドクター 2024年版」では、注力する専門分野や最先端の治療法といった様々な切り口から、医療の最前線で活躍中のドクターたちに迫りました。彼らが如何に人々の健康について心を砕いているのか、患者の健康のために如何に日々進化を続けているのかが各々の記事に盛り込まれております。 2009年から刊行を続けております「信頼の主治医」シリーズも、本書で14巻を数えることとなりました。本書が出版に至ることが出来たのは、ご多忙にも関わらず快く取材を引き受けてくださり、また多分なお力添えを賜りましたドクター、並びにスタッフの皆様のおかげです。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げますと共に、本書がよりよい明日の医療を形作るための足掛かりとなりましたら幸甚の至りでございます。 2024年4月 ぎょうけい新聞社