コミッカ
反穀物の人類史ーー国家誕生のディープヒストリー

反穀物の人類史ーー国家誕生のディープヒストリー

(1)
みすず書房
2019/12/20
この作品の新刊予報
新刊の発売日は未定のようです...
最新刊は2019年12月20日に発売されました
他の作品を検索

最新刊

「ある感覚が要求してくるーーわたしたちが定住し、穀物を栽培し、家畜を育てながら、現在国家とよんでいる新奇な制度によって支配される「臣民」となった経緯を知るために、深層史(ディープヒストリー)を探れ、と…」ティグリス=ユーフラテス川の流域に国家が生まれたのが、穀物栽培と定住が始まってから4000年以上もあとだったのはなぜだろうか? 著者は「ホモ・サピエンスは待ちかねたように腰を落ち着けて永住し、数十万年におよぶ移動と周期的転居の生活を喜んで終わらせた」のではないと論じる。キーワードは動植物、人間の〈飼い馴らし〉だ。それは「動植物の遺伝子構造と形態を変えてしまった。非常に人工的な環境が生まれ、そこにダーウィン的な選択圧が働いて、新しい適応が進んだ…人類もまた狭い空間への閉じこめによって、過密状態によって、身体活動や社会組織のパターンの変化によって、飼い馴らされてきた」最初期の国家で非エリート層にのしかかった負担とは? 国家形成における穀物の役割とは? 農業国家による強制の手法と、その脆弱さとは? 考古学、人類学などの最新成果をもとに、壮大な仮説を提示する。

この著者の作品
1

みすず書房の作品
12

注目の新刊予報
4

葬送のフリーレン

(山田鐘人/アベツカサ / 小学館)
葬送のフリーレン(14)(2025年03月18日)
次巻の発売日:7月18日 ~ 2026年2月18日

ミステリと言う勿れ

(田村由美 / 小学館)
次巻の発売日:12月10日ごろ

ライブダンジョン!

(ことり りょう/dy冷凍/Mika Pikazo / KADOKAWA)
ライブダンジョン! 14(2025年04月09日)
次巻の発売日:11月9日ごろ

人気の作品
8