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さわやか処女の発情警報!
(2021/09/03)人生、酸いも甘いも噛みわけた男でも、心の片隅には純情ってやつが息づいているのさ。 愛する女と共に歩むことができるならそんなに嬉しいことはない。 『ピエタの女』 河原で衆人環視の中、身体を男に身を任せる女がいた。 名はアイリーン、現在の職業はショーパブダンサーだが、かつては衣料関係に勤めていた外国人労働者だ。 ある日彼女は、かつての上司であった男と偶然電車の中で再会する。 会社の業績が落ちたため、かつて自分を解雇した男であったが、その男も経営悪化から解雇されていた。 そのうえ妻からは離縁状を突きつけられ慰謝料代わりに家もとられ、男は人生のどん底にいた。 そんな男にアイリーンは手を差し伸べ無償の愛を注いだ。 愛されているとは思えないのに何故…。 『花筐(はながたみ)』 大工の高山は事故死した兄夫婦の子・由起を引き取った。 独身の高山はひとまわり年上のスナックのママと男女の関係になっていたが、由起を保育園に預けに行くところを目撃したママは子持ちだと誤解して逆上する。 ママが本気で自分との結婚を考えていたと知った高山は、彼女を避け始めるが、諦めきれないママはストーカーと化していく。 年上女の純情が暴走するとき男は…? 『晩夏の閃光』 その男は二億五千万の負債をかかえ倒産した食品会社の社長だった。 借金取りに追いかけられ殴られ、すでに人生は詰んでいる。 生きていても仕方がないと首を吊ろうとするが、間一髪で助けてくれた若い女を、あろうことか手籠めにしてしまう。 警察に訴えられても仕方がない状況で、何故か女は治療を申し出た。 しかも看護学生だという。 なぜそこまで男を助けようとするのか…? 他にも『絶体絶命 下着泥棒疑惑』『誘惑パンティー』『発情警報!』『純情!愛狩人』『泥の花』を収録。 美和剛が日常にあふれる男の本音を拾い上げ、抒情豊かに描く官能劇画シリーズ第4弾。 惚れた女のしなやかな肌に溺れる男の幸福を教えよう。