コミッカ
歴史から観る中国の正体

歴史から観る中国の正体

(1)
徳間書店
2025/01/29
この作品の新刊予報
新刊の発売日は未定のようです...
最新刊は2025年01月29日に発売されました
他の作品を検索

最新刊

**中国とは何か? 中国人とは誰か? 中国という国を誤解し続けてきた日本人** 中国4000年の歴史などというのはまやかしにすぎないのに、日本人は長い間、漠然と信じて疑うことを知らなかった。じつは、中国は1912年に誕生し、中国のナショナリズムは1919年から始まったというのが真実の歴史なのだ。このように中国という国は誤解され続けてきた。 例えば、現在の中国の指導者である習近平主席は、「中国の夢」の一つとして「中華民族の偉大なる復興」というスローガンを打ち出しているが、その背景には、「一八四○年のアヘン戦争でイギリスに負けたときから、屈辱の中国近現代史が始まる」という民族のルサンチマンがある。しかし、これも毛沢東がつくった神話にすぎない。 実際には、中国は日清戦争の敗戦を契機として、多くの清国留学生が日本に留学し、その歴史は独立性を失い、日本によって東アジア文化圏に組み込まれたのである。そして1912年に起きた辛亥革命によって国家としての中国も中国人も生まれた。1949年に誕生した中華人民共和国は、中華民国とは別の国家であるのに、略称が同じ中国だから中国と中国人は国家を超えてずっと昔から存在したかのように思わされているだけなのだ。 中国という名称ひとつをとってもこのような誤解がまかりとおっていて、いまだに正確には理解されていない。中国が覇権を握ろうと強圧的な態度に出てきている今、いったん歴史の根源に立ち返って、中国というキメラのように捻じれてしまった国家イメージをただすべきだろう。歴史を知らずに、中国という国家の本質は理解できない。そのために必要なえりすぐりの歴史知識が本書には詰まっている。

この著者の作品
14

徳間書店の作品
12

注目の新刊予報
4

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件(コミック)

(ももよ万葉/三登いつき/ながと牡蠣 / スクウェア・エニックス)

「子供を殺してください」という親たち

(押川剛/鈴木マサカズ / 新潮社)
次巻の発売日:11月9日ごろ

レベル1だけどユニークスキルで最強です

(真綿/三木なずな/すばち / 講談社)
次巻の発売日:10月9日 ~ 11月9日

人気の作品
8