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発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年
(2018/11/26)◎書評紹介 ■評者 工藤美代子氏(ノンフィクション作家) (『サンデー毎日』 2018年10月28日号掲載) 「この本は、発達障害について関心を抱いている人たちだけではなく、自分や自分の子供は健常者だと信じている人たちにもぜひ読んでもらいたい。自分は勇太君の持っていないものを持っている。 しかし、自分が持っていないものを彼が持っているとわかった時に、初めて私たちの社会は多様な価値観を共有できるはずだ」 ■評者 森健氏(ジャーナリスト) (『読売新聞』 2018年10月14日付朝刊掲載) 「本書は同じような境遇の親には大きな共感につながるだろう。 と同時に、すべての人にとっても、こうした障害をどう理解し、受容すべきかというヒントが多く含まれている」 ■評者 梅崎正直氏(ヨミドクター編集リーダー) (医療健康サイト「ヨミドクター」 2018年9月10日) 「障害当事者に限らない多くの人のもとに届き、その心を軽く、そして柔らかくしてくれることを願いたい」 ◎内容紹介 人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。 勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても 同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。 幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。
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