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CITY 01
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CITY 01 六

(2020/06/27)

アダムの都にゼロワンが来た。名無しのエージェント田村は大黒と落ち合い、フリーズしたキモンを核シェルターに運び込む。クロックワークシティーの生みの親、亡きケトラは事態を予測していた。 「確率の収束が訪れる」という。 一方、宗たち連合は糸切神社を取り囲んでいた。連なる漆黒の鳥居が行く手を阻み、人間性を問う。その先に囚われたマリアと英斗の面影が揺らいだ。 【CITY 01 用語解説】 アダムにおける二種類のログイン モノイン:自宅やVRボックスのクリアシート上に体を置いて街に繰り出すプレイヤーはモノ族と呼ばれ、ユーザーの大半を占める。 パライン:リアルと電脳が融け合う世界に入れる。総称はフィジカルオンライン。死亡事故が後を絶たない。 アングラ:パラインでの必須デバイス。融合した世界が映る。目を覆うようにはめてログインすると透過される。プレイヤー同士はアングラを目視できないが、ガードを兼ねてサングラスで隠す。現実にいる人の姿は猿に見え、都では猿によるアングラ狩りが流行しており、強引な剥離は脳障害を起こす。 レンズとフランジ:コンタクトレンズ型のアングラ。IDの読み取りやサーモグラフィーによる識別、光学ズームが可能だが人体へのリスクが高い。ハイスペックのレンズでも人皮で包んだものは覗けない。豚の眼球に寄生させた白砂奈美のレンズを持つ小麦は、刺青の入った皮の巾着袋で隠している。 アムス:腕時計型のウェアラブル。電子決済から武器デバイスまで使い方は様々、端末の故障時には補助心臓の役割を果たす。 IO:マイクとスピーカーを併せ持つシリコン製の粒大イヤホン。爆音が上がれば膨張して鼓膜を守り、あらゆる言語を翻訳できるが猿の言葉は訳せない。 フラコン:端末に繋いで飼うペットや秘書。ルビーギルモアの持つ竜宮の使いは攻撃的、お嬢のダキニテンと九尾は凶暴。 パワースーツ:足腰を補助するアシストデバイス。プレイヤーが意識を失ったとき、もしくは睡眠時に発動する着ぐるみタイプは世界の電脳都市で禁止された。ハイパードレスと呼ばれるものも出回っている。 ヒル:宗が鎖骨の窪みで飼う唇型の万能デバイス。キリーク副長の国貞はリップちゃんと呼ぶ。 エルザ:イブとサンズを結んだ功績を讃え、元大臣の本郷恒実に贈られたAI。ある女性のIDを借りてモノインでアダムに入った。エルザが守る優先順位は、本郷恒実、次に嫡男の優真、家族愛人の後に日本、地球と続く。 キモン:鳥居から鳥居に瞬間移動できる謎の幼児 シティーゼロワン 六 移動侵蝕型電脳都市 (c) 2019 Len Yasakado

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