最新刊
コロナ禍における医療・介護従事者への心のケア
(2022/01/28)コロナ感染症パンデミックは、多くの人の生活スタイルを変え、職を失わせ、人間関係も変えていった。そのようななか、メンタルヘルスにおいて最もハイリスクなのが、最前線の医療従事者である。治療薬もない状況下、ワクチン接種のみで患者の治療やケアを担う医療従事者は、クラスター発生がもたらす混乱のなかで疲弊し、さらに偏見やデマ、スティグマなどが追い打ちをかけ、まさにギリギリの状態で医療活動に従事している。 このような背景のなか、クラスターの起きた病院関係者への心の支援に注力している福島県立医科大グループにより、第一線で感染症対応にあたっている医療・介護従事者(レスポンダー)への外部からのさまざまな支援方法、病院への対応方法、セルフケアなどをまとめたものが本書である。2部には医療従事者による座談会も掲載した。 互いに支え合うことすら制限される現場で、それでも離職者を減らし、レジリエンス・士気を高めるための奮闘の過程が示されている。
この著者の作品0
誠信書房の作品12
身心の自己調整 こころのダイアグラムとからだのモニタリング
学校トラウマの実際と対応 児童・生徒への支援と理解
アタッチメントに基づく評価と支援
カウンセラー、コーチ、キャリアコンサルタントのための自己探究カウンセリング入門:EAMA(体験ーアウェアネスー意味生成アプローチ)の理論と実際
テキストカウンセリング入門文字のやり取りによる心理支援
増補改訂版 子ども虐待への心理臨床 病的解離・愛着・EMDR・動物介在療法まで
虐待を受けた子どものアセスメントとケア 心理・福祉領域からの支援と協働
症例でわかる精神病理学
心理支援における社会正義アプローチ不公正の維持装置とならないために
心理職のための身につけておきたい生物学の基礎知識
職場のポジティブメンタルヘルス4 ウィズ/ポストコロナでいきいき働く工夫
医療的ケア児の健康管理における養護教諭の役割 教育・保健・医療・福祉の協働を目指して