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娼婦の本棚

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娼婦の本棚

(2022/04/07)

【目次】 ●はじめにーー時に夜があまりに暗く、字を照らす光がなくても 〈第1章 女は無意味に旅に出る〉 ●もしアリスが女の子ではなかったら  ーー『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル/矢川澄子訳) ●女の子の殻をさらに包む強力な殻  ーー『“少女神”第9号』(フランチェスカ・リア・ブロック/金原瑞人訳) ●娼婦になったり聖母になったりすればいい  ーー『悲しみよ こんにちは』(サガン/河野万里子訳) ●女子高生にある個室の自由  ーー『いつだってティータイム』(鈴木いづみ) 〈第2章 セックスなんかで分かるもの〉 ●資本主義と愛と整合性のないカラダ  ーー『pink』(岡崎京子) ●たかが一度や二度のセックス  ーー『性的唯幻論序説 改訂版 「やられる」セックスはもういらない』(岸田秀) ●されどセックスが解放する時間  ーー『蝶々の纏足』(山田詠美) 〈第3章 女ではない奇怪な生き物〉 ●買う男の論理があるのだとして  ーー『わが悲しき娼婦たちの思い出』(ガルシア= マルケス/木村榮一訳) ●基本的には他人事でしかない男の青春  ーー『大胯びらき』(ジャン・コクトー/澁澤龍彥訳) ●お金を介した男女の滑稽な話  ーー『遊女の対話』(ルーキアーノス/高津春繁訳) 〈第4章 信じられる神がいなくとも〉 ●ありえないほど汚れた場所の、ありえないほど高貴な信仰  ーー『ぼくんち』(西原理恵子) ●夜のオカネと昼のオカネ  ーー『大貧帳』(內田百間) ●この世で最も不公平な関係  ーー『シズコさん』(佐野洋子) 〈第5章 言葉を身体に貼り付けて〉 ●夜が過ぎても生き残る可能性があるなら  ーー『夜になっても遊びつづけろ』(金井美恵子) ●若い女の心はそう整うものじゃない  ーー『私家版 日本語文法』(井上ひさし) ●一〇〇年越しの女の味付け  ーー『モダンガール論』(斎藤美奈子) ●それでもピンヒールは正義  ーー『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』(鷲田清一) 〈第6章 荒唐無稽な夜を生き抜く〉 ●無敵だったココロと冷めた見解  ーー『桃尻娘』(橋本治) ●若さも九〇年代も空っぽだったと皆言うけれど  ーー『モモ』(ミヒャエル・エンデ/大島かおり訳) ●半分腐った世界でナウシカになれるわけもなく  ーー『風の谷のナウシカ』(宮崎駿) ●おわりにーーそれでも「絶望的に期待する」

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