最新刊
白い結婚のはずなのに、旦那様の指先が止まりません
(2026/07/21)没落子爵家の次女・シャルロット、十九歳。家計のために刺繍と代筆を内職としてきた私が、九つ年上のクレマンティス公爵・エルネスト様の新妻として嫁いだーーけれど婚礼の場で、旦那様は自ら誓われた。「私たちは婚姻はいたしますが、夫婦になる必要はないものといたします」。身体的接触はしない、白い結婚。私はほっとして、お屋敷ではただの同居人として静かに暮らすつもりだった。なのに、旦那様の指先が、止まらない。書斎で本を取れば手が触れ、廊下ですれ違えば肩を支え、そして毎晩、寝室の扉の前で「おやすみの口づけだけは、許してくれないか」とねだられる。夫婦になる必要なしと仰ったのはそちらなのに、なぜーー。触れない誓いを守れない旦那様の不器用な本心に、私の胸もだんだん追いつかなくなっていく。すれ違いも別離もない、白い結婚から始まるじれじれ甘溺愛。西洋貴族もの女性向けTL。全十章・ハッピーエンド確定の単巻完結。
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白い結婚のはずなのに、大公さまが薬湯を飲み干してくれません
「あの方とはわたくしこそが祝福で結ばれた一対なのです、婚約を譲ってくださいまし」と泣き伏す妹に、悪女らしく宝飾ごと譲って差し上げました
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「あの方とは命の番だから婚約を譲ってくださいまし」と涙目で迫られたので、悪女らしく譲って差し上げました
「あの方とはわたくしこそが運命の対なのです、婚約を譲ってくださいまし」と泣き縋る妹に、悪女らしく香りごと譲って差し上げました
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