最新刊
陶工房No.96
(2020/02/26)特集:やきもの技法事典 今号の特集は、成形から装飾、焼成まで43の基本技法を掲載した「やきもの技法事典」です。 轆轤や手びねりなどの成形方法から始まり、練込やしのぎといった成形時の装飾、粉引や飛びカンナ、象嵌など生素地へのさまざまな装飾、絵付けや釉薬装飾、薪窯による窯変などまで盛りだくさんの内容です。 作陶はもちろん、器を買う人、もっと知りたい人にも役に立つ1冊です! ■CONTENTS 特集:やきもの技法事典 成形から装飾、焼成まで4 3 の基本技法を掲載 1 成形方法 轆轤成形/手びねり成形/タタラ成形/鋳込成形 2 成形時の装飾 縄文/練込/透かし彫り/蛍手/しのぎ(鎬)/面取/彫り/レリーフ 3 生素地への化粧装飾 刷毛目/粉引/蚊帳目・布目/掻き落とし/飛びカンナ/三島手/イッチン描き/スリップウェア 4 生素地への装飾 彩泥(泥彩)/色化粧/象嵌 5 素焼き素地への絵付け 鉄絵/染付/和紙(布)染/彩磁/釉裏紅 6 素焼き素地への釉薬装飾 重ね掛け/掛け分け/ロー抜き(ゴム抜き)/釉彩 7 薪窯による窯変 備前焼の景色/備前の登り窯の構造と焚き方/焼締陶の景色 8 本焼き素地への絵付け 釉上彩(イングレーズ)/上絵(和絵の具・色絵)/上絵(洋絵の具)/金銀彩 9 伝統様式の釉薬 自然釉/灰釉/青磁釉/黄瀬戸釉/志野釉/織部釉/白萩釉/白マット釉 コラム ●陶器と磁器の見分け方 ●彩泥(泥彩)と色化粧の違い ●釉裏紅と辰砂の違い ●酸化焼成と還元焼成と炭化焼成 ●日本のやきものと薪窯の変遷 ●「釉彩」と「釉上彩」と「上絵付け」の違い ●釉薬に関する素朴な疑問 連載 ●陶芸最前線27 /外舘和子 ●手びねり陶芸 基本の”き“!/森悠紀子 ●美しい磁器をつくる/奥絢子