最新刊
最新 子宮がん・卵巣がん治療
(2018/02/23)男性にくらべ女性は、若年層でがんに罹患することが多く、20代〜50代では男性の発症数を上回ります。 その多くが乳がんを含んだ婦人科系のがんです。 本書のテーマである子宮がん・卵巣がんは、妊娠出産や性生活といった、人生において大切なことがらに影響を与えるため、 治療法の選択がその後の生き方にも大きな意味をもってきます。 また、婦人科系のがんは近年、治療成績が向上したことから、発症後の長い人生を考える意味でも、治療法の選択は重要です。 本書は最新の治療法を紹介しつつ、そのどれを選択すべきかの判断の助けとなるよう編集しました。 【内容】 ★第1章★「がんの疑いがある」あるいは「がん」と診断されたら知っておくべきこと がん治療を選択するのは、あなた自身 子宮・卵巣のしくみと働きを再確認 子宮頸がんは若い人に多く見られる 子宮頸がんの原因ウイルスは性行為で感染する 卵巣がん・子宮がんには遺伝が関わっている場合がある 婦人科で受ける基本検査・細胞診・組織診 ★第2章★ 受ける治療を決める前に確認しておきたいこと、準備しておくこと がんの告知を受けたときに心がけたいこと 進行期(ステージ)を知る 納得のいく治療を受けられる病院を選ぶポイント 病気のこと、家族や職場にどうやって伝える? 知っておきたい! 治療にかかる費用と援助制度 ★第3章★ あなたが受ける子宮がん・卵巣がんの治療法を選択する がん治療の中心となる3つの治療法 ステージ別治療法の選択 妊娠・出産を望むときの治療 化学療法の副作用に対処する 放射線療法の副作用に対処する ★第4章★ 退院後、安心して生活するために 排尿障害は膀胱訓練などで対処する むくみ(リンパ浮腫)には早めに対応を 腸閉塞は早期発見がポイント 女性ホルモンの低下が招く「卵巣欠落症状」 術後の“性生活”のこと ★第5章★ 再発・転移について、これだけは知っておいてほしいこと 最低5年間は、外来で診察を受ける 生活習慣を正して再発リスクを下げる 再発・転移したときの治療法 痛みをコントロールする緩和ケア 治療をやめるという選択肢を考えるとき 女性のみなさんへのアドバイス (1)不正出血をみたら産婦人科で検査を (2)健康でも1〜2年に一度は「子宮がん検診」を (3)家族が卵巣がんに罹患! 遺伝性検査の受診を (4)よく理解したうえで子宮頸がんワクチンの接種を
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