最新刊
軍事とIT サイバー空間の巻
(2015/04/08)マイナビニュースで好評連載中の「軍事とIT」から既刊の「軍事とIT 空の巻」「軍事とIT 陸の巻」に続き、 「軍事とIT サイバー空間の巻」が電子書籍になりました。 人が武器を手に戦う時代から、現在の戦闘は機械化、システム化、コンピュータ制御化と大きな変化を遂げ、 陸海空そして宇宙に加え、目に見えぬサイバー空間も主要な戦場と捉えられています。 本書では、サイバー空間(サイバー戦争)を中心に軍事とITの関わりを取り上げます。 サイバー攻撃やサイバー防衛のほか、広義のサイバー戦争としてプロパガンダ戦なども取り上げました。 普段、便利なツールとして使っているスマートフォン端末やLINE・Twitterなどといったコミュニケーションツール、 YouTubeなどの動画サイト……。国家間での戦車や艦船による武力の行使だけが戦争行為ではありません。 サイバー空間はもっとも身近な'戦場'とも言えるのです。 このような軍事における様々な“IT化”を、テクニカルライターの井上 孝司氏が解説した本書。 既刊の「軍事とIT サイバー空間の巻」とともに知識を満たす1冊です。 第1章 サイバー防衛 サイバー攻撃・サイバー防衛とは サイバー攻撃の動機・手段・内容 攻撃手段いろいろ アクティブ・ディフェンス 弱者の最強兵器 オープンな場も戦場になる サプライチェーンという戦場 ソーシャル・エンジニアリング 第2章 不正規戦 宣伝戦とインターネット コミュニケーション手段としてのIT 通信を利用した追跡・捕捉 民心掌握とIT コミュニケーションに翻訳ツール 不正規戦と電子戦 国境線の侵入監視や港湾警備 NATOが演習にソーシャル・メディアを取り込む 第3章 情報活動 なぜ情報活動が必要か 画像情報のデジタル化 ELINT・COMINT・SIGINT 情報を管理するためのシステムに求められる課題 情報資料の配信と利用 情報戦とサイバー戦