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宇宙論と神
(2014/09/26)古来、宇宙とは人々が住む村の界隈のことであった。そこで語られる宇宙創成神話が彼らの宇宙観を形成し、やがて太陽や月、惑星などが織り成す秩序立った美しい世界が明らかになると、人間は天と神の存在を結びつけていく。そして望遠鏡の発明を機に、人々が認識できる宇宙は太陽系を越え、銀河宇宙へと広がっていった。天は幾層にも重なった構造を持つことが分かり、そこに鎮座する神は次々と居場所を変え、容易にその姿をつかませない。本書は、宇宙と神の関わりをひもとき、天文学の歴史の中で科学者たちが積み上げてきた宇宙論の変遷をたどる。【目次】はじめに/第一章 宇宙における神の存在/第二章 神ならざる神ー神話の世界/第三章 神の啓示ー中国、日本、インドの宇宙観/第四章 神に頼らないー古代ギリシャの宇宙観/第五章 神は複雑ーアラビアの宇宙観/第六章 神の仕掛けー錬金術と自然魔術/第七章 神の居場所ー天と地の交代/第八章 神の後退ー無限宇宙の系譜/第九章 神を追いつめてー島宇宙という考え/第十章 神は唯一なのか? 多数なのか?ー大論争/第十一章 神のお遊びー膨張する宇宙/第十二章 神の美的な姿ー定常宇宙とビッグバン宇宙/第十三章 神の跳躍ーインフレーション宇宙/第十四章 神はどこに?ーわけがわからないものの導入/おわりに
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