最新刊
下垣内教授の江戸
(2024/12/17)ほんとうに人を斬ったのか──幕末から戦前までを駆け抜けた、日本美術家の生涯。近代美術のすごみが横たわる圧巻の長篇時代小説! 東京美術学校の発足に携わり、帝国博物館でも要職を務めるなど、「日本美術」の目利きと称された下垣内邦雄が、関東大震災、金融恐慌、世界恐慌に襲われたあとの1931年、歴史の大きなうねりの中で亡くなった。思い起こされるのは、ある新聞記者による4年前の単独取材だった。美術に関する意図とおりの質問のあと、下垣内教授は自らの半生について語り始める。「俺は人を斬ろうとしたことがあるんだよ」。凡百の出世物語とは似ても似つかぬ、幕末活劇とはまったくちがう話に、記者はかっさらわれたのだった……。
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(奥山ケニチ / 少年画報社)ワンナイト・モーニング(13)(2025年04月25日)
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葬送のフリーレン
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ダンジョン島で宿屋をやろう! 創造魔法を貰った俺の細腕繁盛記
(長野文三郎/結城心一/てんまそ / 一迅社)ダンジョン島で宿屋をやろう! 創造魔法を貰った俺の細腕繁盛記(8)【イラスト特典付】(2025年04月25日)
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