最新刊
海炭市叙景
(2013/02/15)北の町に暮らす人々を描く悲運の作家の遺作 「海炭市叙景」は、90年に自死を遂げた作家、佐藤泰志(1949ー90)の遺作となった短編連作です。海に囲まれた北の町、「海炭市」(佐藤の故郷である函館市がモデルです)に暮らすさまざまな人々の日常を淡々と描き、落ち着いた筆致の底から、「普通の人々」の悲しみと喜び、絶望と希望があざやかに浮かび上がってきます。この作品が執筆された当時はいわゆる「バブル」時代でしたが、地方都市の経済的逼迫はすでに始まっていました。20年の歳月を経て、佐藤泰志が描いたこの作品内の状況は、よりリアルに私たちに迫ってくると言えます。 函館市民たちが主導した映画(熊切和嘉監督・加瀬亮、谷村美月、小林薫、南果歩などが出演)の公開は2010年12月。映画化をきっかけに、心ある読者に愛されてきた幻の名作が、ついに電子書籍となって登場!
この著者の作品8
8
小学館 (小説)の作品12
12
注目の新刊予報4
4
穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC
(百地/岬/さんど/孫之手ランプ/鵜呑 / TOブックス)穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC 第12巻(2025年04月15日)
次巻の発売日:10月15日 ~ 2026年4月15日
私のHな履歴書みてください
(春輝 / 集英社)私のHな履歴書みてください 12(2025年04月17日)
次巻の発売日:11月17日 ~ 2026年2月17日
葬送のフリーレン
(山田鐘人/アベツカサ / 小学館)葬送のフリーレン(14)(2025年03月18日)
次巻の発売日:7月18日 ~ 2026年2月18日
人気の作品8
8