最新刊
ギニア湾の悪魔ーーキリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌
(2023/02/24)神と悪魔の憑依は、いかにして現実の〈もの〉になるのか? ーー苦難を癒し、興隆するアフリカの新宗教。その核心は、モノや情動、環境の中に現れる霊的存在にある。写真や映像、エッセイを交え、霊と呼応する人々の生に迫る、マルチモーダル人類学。 ❖序章より 「悪魔」とは、多くの場合、アフリカの在来の神格や霊的存在、または妖術師である。…… 人々に憑依してその姿を現し、現実へと介入してくる。その中で人々の身体は、悲鳴を上げ、汗を散らし、目に見えない鞭で打たれ、涙を流す。手足を震わせ、身体を反らして、叫び、倒れ込む。立って走り、暴れつくした後に、床に寝そべり、うめき声を上げる。 それは、「人々は悪魔や妖術師を信じている」という記述にはとても収まらない、情動や身体など様々なものが絡まり合う中で起こっている出来事だ。神や悪魔といった人ならざるものたちが、いかに人々の間に立ち現れ、複雑に呼応しながら生が紡がれるのか。本書は、出来事が生起する場を起点として、このような問いを探究していくものである。 ※本電子書籍にはカラー写真が含まれます。
この著者の作品1
世界思想社の作品12
知的所有権の人類学ーー現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知
世界思想ゼミナール
ローカルボクサーと貧困世界〔増補新装版〕ーーマニラのボクシングジムにみる身体文化
女性ホームレスとして生きる〔増補新装版〕ーー貧困と排除の社会学
映画の詩学ーー触発するシモーヌ・ヴェイユ
〈基礎ゼミ〉シリーズ
テレビから学んだ時代ーー商業教育局のクイズ・洋画・ニュースショー
所有と分配の人類学ーーエチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学
野生のエンジニアリングーータイ中小工業における人とモノの人類学
愛と孤独のフォルクローレーーボリビア音楽家と生の人類学
ギニア湾の悪魔ーーキリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌
子どもたちがつくる町ーー大阪・西成の子育て支援