最新刊
今日一日がちいさな一生
(2016/12/23)毎日新聞の好評連載「新・心のサプリ」待望の書籍化!! 今日一日を心穏やかに、自分ができることを精一杯して、 力の出し惜しみをせず、全力で生きる。 朝誕生し、夕方は死んでいく。 そんな気持ちで過ごしていたら一日一日が光を帯びてくる。 朝には新しく生まれるのだから、昨日の気持ちをひきずらない。 明日の光は明日見つければいい。 今日一日だけでいい。 しっかりと、ひとつひとつ心をこめて大切に過ごすことが光になる。 一日をちいさな一生だと思って、生きていきたいと思う。 ーーー 若いころは敏感すぎる自分に苦しんだ。 人の痛みを感じて傷つき、自分は医師にはむいていないなあ、と常々思ってきた。 しかし、感じる、ということは自分の個性であり、 人の痛みをかんじることによってできることは何か、 と考えて仕事を続けていくことにした。 原稿を書くことは、痛みを感じている人に対しての、私からのメッセージでもある。 そしてそのメッセージを発信することによって、私自身も前に進んでこられたのだと思う。 ーーー (まえがきから引用) ■目次 ・幸せは「何でもない一日」にある ・セミの介護 ・どこで決める?「人間の価値」 ・「心」を向けるべきところ ・人はみなそれぞれ「重荷」を負っている ・自分が「心地よく」使えるもの ・「自分」がよければ、それでいい? ・「才能」よりも大事なこと ・自分の「尺度」や「信念」はひとまず横に ・「ちょうどいい加減」 ・いいじゃないか「エセ〇〇」と言われようとも ・「理想の仕事」ができるようになるには ・ストレスフルな「頭のいい人」 ・たとえ「お金」にならなくても ・人間は人情を食べる動物 ・「ひとつひとつ」に心を込めて ・「責任」が人を強くする ・あの「つながり」は今どこへ ・目に見えない大切なこと ・いつも「カッコイイ」自分でなくていい ・「我」をなくしたい人たち ・何もせず「自分と向き合う」 ・「立場の上下」と「人の上下」 ・「思い出し怒り」にご注意を ・話す前にまず「聞く」 ・さまざまな形の「支援」 他26項目 ■著者 海原純子(うみはら じゅんこ) 心療内科医として全国で講演活動を行うとともに、2013年11月〜2014年3月まで復興庁「心の健康サポート事業」の統括責任者として東北各地で活動する。現在は復興庁「心のケアー事業」の統括責任者として全国で活動を行っています。 読売新聞「人生案内」回答者。毎日新聞・日曜版「心のサプリ」、連載執筆中。
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