「これ見たか？『歩くミイラ』の動画！」 男子高校生の安堂晋が、バイトで接客している中 耳を疑う話が店内に響いた。 それは体内の水分が抜けて ミイラになりながらも歩くーー人の姿。 晋は真相が気になるものの、 いつも通りにバイトを終え、帰路につく。 そして帰り道でバッタリ出会った 同級生の真田と話しているとーー突然。 「喉が……かわいた……」 真田がミイラのように干からび、晋を掴んできた！ パニックになった晋は、無我夢中で 藁にもすがるように、心の内で助けを呼ぶとーー。 両親の形見であるお守りから…大きな水のような魚が!? 「なんだ…こいつ」 襲い掛かってくる様々な謎に、晋はいかに立ち向かっていくのか。 普通の高校生だった晋の日常が…ミイラに浸食されるーーサスペンスドラマが堂々完結!!

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