最新刊
後家殺し
(2019/11/27)直木賞作家が落語演題を大胆な解釈で小説化。 ●子別れ 腕は良い大工だが呑兵衛の熊五郎。呑み過ぎないよう妻のおとくに釘を刺されていたが、棟梁に前借りした50万円を、勢いにまかせて遊郭ですべて溶かしてしまった。ついに愛想をつかしたおとくは、一粒種の亀吉を連れて出て行ってしまう。 ●景清 腕のいい鏨彫り物師だった定次郎は、目の病を患い、わずか半年で失明してしまった。按摩の修行を始めたものの、かつての仕事への未練を捨てられず、目の病に御利益があるという赤坂の圓通寺の日朝さまに、願掛け参りを始める。 ●後家殺し 刃物研ぎ宿「研ぎ常」の親方である常吉の強みは、声の良さにある。義太夫の師匠中堀十元に、熱心に稽古をつけてもらっていた。天保三年六月、森田座にて開かれた義太夫の小屋で、常吉は運命の女に出会う。 ●火事息子 蔵前天王町の大身札差・伊勢屋四郎左衛門は、従弟で質屋を営む伊勢屋藤右衛門の息子・藤三郎を溺愛していた。幼少から火消しに憧れている藤三郎のために、四郎左衛門は火の見やぐらを建設し、半鐘番に就けるよう根回しをした。 ●柳田格之進 彦根藩納戸役を免職となった柳田格之進は、浅草馬道の碁会所で質屋、万屋源兵衛と対局し意気投合する。対局はその後、格之進の出費を気遣い、万屋の離れにて行われることになった。二人の関係は、八月の十五夜まで盤石だった。
この著者の作品19
19
小学館 (小説)の作品12
12
注目の新刊予報4
4
ブルーピリオド
(山口つばさ / 講談社)ブルーピリオド(16)(2024年11月21日)
次巻の発売日:2025年3月21日 ~ 2025年11月21日
ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 連載版
(尾羊英/中村颯希/ゆき哉 / 一迅社)ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜 連載版(39)(2024年11月28日)
次巻の発売日:12月28日 ~ 2025年1月28日
その着せ替え人形は恋をする
(福田晋一 / スクウェア・エニックス)その着せ替え人形は恋をする 14巻(2024年11月25日)
次巻の発売日:2025年5月25日 ~ 2025年7月25日
人気の作品8
8