最新刊
人生を豊かにする人相術
(2024/10/18)人相とは顔の形状やそこにあらわれるシワやホクロ、色味などからその人の運命・運勢を占うものです。 ですが、本来はそれだけにとどまらず、全身や雰囲気、歩き方に座り方、話し方などをすべて引っくるめて人相というのです。人相からは、本人に関する吉凶のすべて(その人一代の運命から当面の運勢=生家と父母兄弟との縁や健康状態、恋愛、結婚、愛情問題、仕事運、金運、子供運、成功するかしないか、その他災難の有無、日常の出来事あれこれ、失せ物、探し人まで)が読めるのです。 本書では、そのような奥深き人相(術)を誰にでも理解し、使いこなしができるように、具体的な判断方法に絞ってコンパクトにまとめ上げました。 構成としては、第1章で「人相術の基礎」として、人相術を学ぶうえでの心構えから始まり、顔のパターン分けを取り上げます。顔には、陽相と陰相があり、さらに男面と女面、五行、八相、八面、三質などの分け方と判断基準があることがわかります。 続く第2章では、「一生の運命を人相で見る」として、家庭環境や健康状態、学業などを、どこをどのように見て判断するかを解説します。 第3章以降は「恋愛運・結婚運」、「仕事運・財運」、「病気」、「災厄」とテーマ別に詳細に、人相判断術を紹介していきます。 終わりの第7章では「流年法」という吉凶の起こる年やタイミングの見方を紹介、巻末資料として、特別寄稿「人相術の歴史」とあらためて顔の部位別の意味などをまとめました。また、人相術の基本となるのは、古典『神異賦(しんいふ)』ですが、本書ではつどつど、引用していきます。 監修者は次のように言います。 「運命鑑定は人相見の役目ですが、ただ吉凶を告げるのが目的ではありません。吉は推し進め、凶は断ち切り、運命の原理「すべては思いに因る」ことを悟り、吉も凶も平気で受け入れる大きな人間になるために役立てるのが人相術なのです」(「はじめに」より) 本書を読破し、実践すれば、あなたも人相見となれるでしょう。 「皆さんが持っている観察眼の上に人相術を重ねて見てください。そうしますと今まで気付かなかったことが見えてくることでしょう」(本書より) 無表情の人が多くなり、他人に無関心な現代こそ、まさに人相術の出番といえます。